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釈迦楽

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April 22, 2007
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カテゴリ:今日もいい日だ
(承前)

さて、宿を後にした我らは蓼科を南下し、小淵沢を目指しました。今日は小淵沢散策です。

で、まず向かったのは前に来た時も立ち寄って感動した蕎麦屋「いち」です。小淵沢のはずれ、しかもよほどこの辺の地理に詳しくないと辿り着けないような辺鄙なところにある蕎麦屋ですが、やはり蕎麦好きの人が噂を聞きつけるのか、客が途切れることのない店。私もここの蕎麦の味が好みなものですから、ぜひ今回も昼はここで、と思い定めていたんです。

で、今回も野菜天麩羅つきのセイロを頼んだのですが、うまかったですねえ! 天麩羅にしても蓬や蕗やゴボウやそら豆といった季節の野菜がさっくさくに揚がっていて、天つゆで食べてよし、塩で食べてもまたよし、といった具合。でまた蕎麦湯がね、ほとんど重湯かと思うほどトロ~っとして甘いんだ。小淵沢の「いち」、これまたおすすめです。

そしてそこから今度はこの辺りでは名高いジャムの店「とりはた」で「ラム苺」というジャムをゲット。これ、季節ものなので、春から夏にかけてでないと味わえない逸品です。この前秋に来た時には買えなかったので、リベンジ成功。

そしてその後、これまた秋に来た時に行って感動した陶器(ご主人担当)とガラス工芸(奥様担当)の工房、「月の手」さんにお邪魔しました。そこでびっくりしたのは、工房に足を踏み入れた途端、ご主人が我々を見て、「あ、前にお見えになりましたよね」と声をかけて下さったこと。ひゃー、覚えていて下さったんですか? 嬉しいなあ! と思ったら、その時我々が買ったものまで覚えていてくれたばかりでなく、その時、私が言及したこのブログのことまで覚えていて読んで下さったのだとか。なんと、なんと、そうでしたか・・・。

と、それで嬉しくて言うわけではないですが、この「月の手」工房、陶器好き、ガラス工芸好きの方は何としても行かないと損ですよ~。まずご主人が作る陶器、これが素晴らしい。私たちも秋に来た時に買い求め、以後使い続けているので分かりますが、実に使い勝手がいい。そして形・色・デザインのセンスが抜群。ほんと、奇を衒うわけでもなく、シンプルな造形なんですが、どこか「お、いいな、これ!」と思わせるような、センスの光る作陶なんですよね。しかも、しかもですよ、値段が馬鹿安。もちろん、大量生産の陶器よりはずっと高いですが、一つ一つ一点ものの芸術作品としては、考えられないほど安い。日常遣いできるくらいの値段です。日常の食器も、どれもいいですし、私は大きな壺もいいと思いましたね。あれ、花の散りかけた桜の枝でも大きく切って無造作に活けたら、様になるんじゃないかな、と思えるような感じです。

でまた、奥様のガラス工芸、これがまた繊細でいいんだ。絵のセンス、色のセンスがすごくて、独特の世界をガラスの中に閉じ込めている感じ。今回は家内がピアスを一つ買いましたが、私もこの世界、好きですねえ。今度行く時は、何か私も買いたいなあ。

ということで、若く才能豊かな芸術家夫婦が、気持ちよく経営している工房「月の手」、これは大絶賛で教授のおすすめ! です。

さて、月の手工房を後にした我らが次に向かったのは、「夢宇(むう)谷」というギャラリー。「夢宇」自体も大きなギャラリーですが、その他にも幾つかのギャラリーが点在している地区なので、行って退屈することはありません。

で、我々は「夢宇谷」に乗り込む前に、周辺のギャラリーにも目を通して行くことに。まず行ったのは、「HANA」というお店で、ここはハナさんという若い女性が一人で経営しているちっぽけな雑貨と焼き菓子のお店。行ってみるとビーズのアクセサリーやドライフラワーのリース、そしてパウンドケーキが並んでいました。驚くのはその値段で、アクセサリーなどは500円くらいから、リースは300円くらいからと、すごく安いんです。この値段に釣られて、つい我々も300円のリースを買ってしまいましたけどね。

で、それを包んでもらっていると、ハナさんが、「そこにあるパウンドケーキ、どれでも一つ選んで下さい、サービスであげますから」と、声をかけてくれました。なんと、今年の営業はこの日が初日とのことで、今年一番最初の客である我々へのサービスだというのです。ひゃー、ラッキー! かくして遠慮なく1個100円のパウンドケーキ、いただいちゃいましたけど、後で食べたらすごくおいしかったです。ハナさん、有り難うねー!

で、次に同じ敷地内にある何とかいう北欧インテリアの店に行こうとしたのですが、生憎この日はお休み。しかし、そこのお店のお嬢ちゃんなのか、2歳か3歳くらいの金髪の女の子がなぜかリンゴの入ったビニール袋をしっかり握りしめながら、小川のほとりで遊んでいて、すごく可愛かった。日本語しゃべれるのかな? と思いつつ、家内が「ハーイ」と声をかけると、ニッコリ笑って「アリサちゃん、あそんでいるの!」と日本語で答えてくれました。それにしても、外国人の子供って、どうしてこう可愛いんですかね。あれは、天使だな!

さて、そんな天使との遭遇の後、肝心の「夢宇谷」内を散策。ここは陶器、漆器、家具、布、紙など、様々なものを扱ったギャラリーなんですが、何しろ広いので、ギャラリー内をまさに「散策」する感じ。ま、「月の手」工房のような「一点もの感」と比べると、多少、プロダクト感が強いですが、それでもなかなかセンスのよい品が揃っていて、好きな人には楽しめるところ。今回見た作品群の中では銀でメッキしたような陶器のインパクトがあったなあ。あの銀の抹茶茶碗で抹茶を飲んだら、銀に緑が映えて良さそうです。ま、今回は何か買うということはなく、見るだけの楽しみで満足しましたけれど、この「夢宇谷」ギャラリー、一見の価値はありますので、お好きな方はぜひ。

さて、その後、新規開拓で新しいカフェに行ってみたり、フィリア美術館を覗いてみたり(あまり好みでない展示のようだったので、今回はパス)したりした後、そろそろ夕方になってきたので、最後に八ヶ岳アウトレットで若干のショッピング(ここはブランド・ジーンズの隠れた穴場なんです)をした後、例によって鉢巻き道路上にある「カントリー・キッチン」というお店で夕食(私は「ステーキ丼」、家内は「金目鯛の定食」を食べましたが、どちらもすごくおいしかった!)をとりつつ、ジャズの生演奏を楽しみ、その後一路中央道を下って帰宅の途につきました。途中、まだ鉢巻き道路を走っている時に、野生の鹿の群れに遭遇したりして大感激でしたけどね。

とまあ、1泊2日の駆け足の旅でしたけど、蓼科・小淵沢の自然(特に野生動物)と文化と人との交流を楽しむことができました。いずれはこの地に永住、と考えている我らにとって、ますますその意志を強くした旅でした。八ヶ岳、最高!





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Last updated  April 22, 2007 04:42:45 PM
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ケンケン@ Re:想像ふくらむ、理想のアメリカ短編小説集(06/26) 先生と同業の末席にいるものですが、 その…
釈迦楽@ Re[1]:「new born 荒井良二」展を堪能!(04/26) りぃー子さんへ  あああ! お久しぶり…
りぃー子@ Re:「new born 荒井良二」展を堪能!(04/26) こんにちは、迫力と湧き出る力強さ、美し…
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