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カテゴリ:わけ分からん
今日、ネットのニュースを見ていたら、面白い記事がありました。21日の衆議院予算委員会で明らかにされたところによると、国交省の公益法人である「国際建設技術協会」が2007年、国交省から依頼を受け、海外の道路事情を調査し、その結果を1000ページの報告書にまとめたのですが、この内容がお粗末で、ウィキペディアからの引用とか、自動翻訳を使ったと思しき、ヘンテコリンな日本語に満ちていたらしいんですな。 それでいて、この報告書の作成にかかった費用がなんと約1億円。 ひゃー! いい加減な調査に、湯水のようにお金を使っているもんですな! しかも、報告書はたった3部作っただけらしいですよ。 今、国は、各省庁の天下り先であるこの種の団体の統廃合を進めるようなことを言っていますが、実際にはまだ甘甘なんだねぇ・・・。 でまた、この国にはものすごい数の「公益法人なんちゃら協会」があるんだ、コレが・・・。私もちょっと興味が出たので、ヤフーとかグーグルで「公益法人」だとか「社団法人」といったキーワードで検索してみたのですが、まあ出るわ出るわ、有象無象がごちゃごちゃ出てくる。しかも、一体何のためにある団体なんだか、あるいはどの程度の切実な必要性があって存在しているものなんだか、よく分からないのばっかり。 それでもそういう団体が存続している以上、そこで給料もらっている人たちがいるわけで、当然、国からお金が出ているんでしょうなあ。 それに比べて、国立大学は、予算がんがん削られておりますよ。 しかも、頭に来ることに、予算削る口実を提供するために、我々は色々な報告書書かされておるんですわ。しんどい思いをして報告書書くと、それ見て、「これを見ると、成果が上がってないことが明らかである」とか言って予算削るんだもんなあ! 自分の墓穴を掘らされているようなもんです。 その一方で、こういう「公益法人」とやらには、いい加減な仕事させて、がんがんお金出しているんでしょ? まったく嫌になります。 って言うか、「世界の道路事情」くらい、私、引き受けて書きますけど? 国際建設技術協会の半額の5千万円で請け負うけど、国交省さん、どう? 何しろデータはウィキペディアからの引用でいいらしいですから、私にも勤まりそうですよ。 それに私だったら、1000ページではなく、100ページのリーダブルな報告書に仕上げて差し上げましょう。1000ページの報告書3部なんて、依頼した官庁からして、最初から読むつもりがないの、バレバレじゃん! というわけで国交省に限らず、官公庁のみなさーん! よろず報告書の執筆は、公益私人「釈迦楽売文協会」にご用命を! 読み易いの作るよ! 安いよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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