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カテゴリ:教授はつらいよ
事務から「至急連絡せよ」との報が入ったので、何かと思ったら、私のところのゼミ生(男)が教育実習をドタキャンしたとのこと。ひゃー! マジですか!? 実習はもうすぐ、6月の頭から始まりますから、この時期のキャンセルはまさに非常識。だって、受け入れ先の学校だってそのつもりでスケジュール組んでますからね。よほどのことがない限り、この段階でキャンセルはないでしょう・・・。 で、当該ゼミ生の言い分によると、先日、受け入れ先の中学校で、校長先生が実習生を事前に集め、訓話をされたのだが、それを聞いているうちに「これは僕には合わないのではないか」と思い始め、家族と相談の末、実習を取りやめるとの結論に達した、とのこと。 この「言い分」とやらを聞いて、ワタクシ、ますますビックリ。 だって、教員になるかどうか、というのは、自分にとっての一生の問題ですよ。それを大学も4年になった今頃になって、自分に合うとか、合わないとか、そんな寝ぼけたこと言ってるバヤイじゃ、ないんじゃないの? そんなの、これまでの大学生活を通じ、教職科目を履修していく中で、自ずと決まってくることじゃないですか。 ま、百歩譲って、そういう先々の進路についてはまだ決めていない、というのであったとしても、教員免許を取得しておくというのは、前々から決めていたことでしょう? だったら、さっさと実習に行ってとってくればいいじゃん? それを、校長先生の訓話一発で覆されるだなんて、一体何の話だ? なんで自分の進路を、他人の「お話」ごときで左右されるんだよ! でまた、「家族に相談して」と来たもんだ。男一匹、自分の進路くらい自分で決めろよ、バカタレ! 実習の配属が決まった段階でのドタキャンというのは、実習生を受け入れてくれた学校に対して非常に失礼なことであり、また大学の信用を落とすことでもあり、それだけはやってくれるなよ、と指導してあったのに、このていたらくは一体何事ですか。もう~、嫌になるなあ! でまた、このドタキャン男、いかにもドタキャンしそうな奴である、というところがまた腹が立つんだよな~。やっぱり問題を起こすのはお前か! っという感じ。こいつ、今からこんな調子じゃ、社会人になってもモノにはならんだろうな。 事務からは、「当該学生をしっかり指導して下さい」なんて怒りの要望が来ているし、週明けにはトッチメテやらなければなりますまい。ヤレヤレ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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