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釈迦楽

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July 23, 2008
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カテゴリ:思わず納得!

先に出した英語教則本『英語の裏ワザ』好評につき、その続編として『英文法の裏ワザ』的なものを出しちゃったりするか、という計画を温めていたのですが、種々検討の結果、「それは無理だろう」という結論に達しました。

理由は簡単。英文法に裏ワザなし、ということが段々分かってきたからでございます。

つまりね、文法というのは例外が多過ぎるわけ。でまたこの例外というのが、結構、日常的に頻繁に使われるものだったりするわけですよ。

たとえば『ハートで感じる英文法』など一連の文法書で、この方面のベストセラー街道を突っ走る大西泰斗さんは、「the」という定冠詞は「一つに決まる」というイメージなのであって、このイメージさえしっかり掴んでおけば、どんな場面でも適切に応用できる、と断言しています。

しかしですね、「我々は彼を市長に選んだ」なんて時はどうするわけ? 「We elected him mayor.」と定冠詞抜きにするのがルールでしょ? でも、選挙で選ばれた市長ほど「一人に決まる」状況なんてないわけでありまして、大西大先生のイメージ文法はここでいきなり破綻するわけですよ。一事が万事。ことほど左様に英文法というのは、結局、この種の例外を含めて丹念に勉強していかないと身につかないので、「裏ワザ」というほどのものは作りえないんですな。

ということで、『英文法の裏ワザ』的な本を作ることは断念し、その代わり、先の『英語の裏ワザ』のさらなる充実バージョンを作り、大手出版社からの出版を目指すことにしました。教科書的な側面のあった前作を越え、より一般読者をターゲットに据えた新書版でも書いて、ベストセラーを狙いますよ~。

しかし、それと同時に、本業のアメリカ文学研究の方面の本書きも頑張らねば。もういい加減、仕事をまとめないとね。この夏こそは、2正面作戦で頑張ります。あれ? 確か昨年の今頃もそんなことを言っていたような・・・。いやいやいやいや、そんなことはありません。今年は頑張ります。期待している人がいるかどうか知りませんが、乞うご期待!です。





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Last updated  July 23, 2008 10:39:20 PM
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釈迦楽@ Re[1]:想像ふくらむ、理想のアメリカ短編小説集(06/26) ケンケンさんへ  「赤死病」ですか! …
ケンケン@ Re:想像ふくらむ、理想のアメリカ短編小説集(06/26) 先生と同業の末席にいるものですが、 その…
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