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カテゴリ:教授はつらいよ
ひゃー、ようやっと期末試験の採点が終わりました~。風邪を発症しての作業だったので、いつも以上に辛かった~。 ということで、毎度恒例、期末試験の誤字特集と参りましょう。 よくあるパターン編 共なう:こう書かれると、「今、○○と一緒にいるよ~」というツイッターかと思ってしまう。「伴う」でしょ。 深重:深く、重ーく。何となく感じは合ってますけど、正しくは「慎重」。 正実:これじゃ、人名だよ! 「誠実」と書きなされ。 無台:せっかくの「舞台」が台無しだ。 万場(満上)一致:正しくは「満場一致」ですね。 警事:ま、確かに「警察関係の事」かも知れませんが、正しくは「刑事」。 予地:「余地」のつもりらしいですけど、「予知」と混ざったか? 概用:「大体こんな感じで使ってまーす」みたいな? ちゃんと「概要」と書いて下さい。 意味深編 分壇:「文壇」も個性派ぞろいですから、党派がありそうです。 締める:「諦める」ことができず、憎さ百倍で締めちゃった?! 権言:確かに権威者の言葉はオールマイティかも。正しくは「権限」。 強裂:なるほど、ビリビリとね。何かを引き裂いちゃうほど「強烈」な思いがあるのかしら。 それはないだろう編 反廃:本人は「反発」のつもりらしいですが・・・。 実事:「事実」のつもり。「鳥取県」のことを「取鳥県」と間違えるようなもんか? 反骨する:「反骨」を動詞で使う例は、初めて見ました。 カタカナ編 チャンピョン:なんか「ピョンヤン」みたいですね。普通は「チャンピオン」じゃない? そして今期の誤字大賞はカタカナ編から・・・ 「ナイスドイツ」でーす! 何度も使ってあったので、本当にこういう言葉だと思っているようですが、ヒトラーご一行を褒めてどうする。「ナイス!」はまずいでしょ・・・。 さてさて、これで採点も終わりましたけど、次は修士論文の査読です。延々と公務が続いて、なかなか自分の仕事まで行きつきません。すさまじきものは宮仕えでございますなあ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 13, 2011 04:00:39 PM
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