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テーマ:暮らしを楽しむ(388213)
カテゴリ:おいしいもの好き!
名古屋というところは、「きしめん」や「味噌煮込みうどん」に代表されるように、基本、うどん文化圏であることもあって、おいしいお蕎麦屋さんがなかなかないんですわ。それが蕎麦喰いのワタクシとしては非常に不満なところなのですが。 しかし、ついに私の価値基準からして「蕎麦屋」と認定してもいいお店を見つけましたよ。名東区は高針にある「遊登里庵」がそれです。この店、前から気にはなっていたのですが、最近、店の外に「新そば」の掲示が出たので、これはいい機会と思って試してみたわけ。 ま、店名がイマイチ垢抜けない感じ(垢抜けてるつもりで名付けたのでしょうけど・・・)ですが、どうしてどうして、実際に食べてみると、ここの蕎麦はかなりイケてます。 蕎麦喰いにもそれぞれ好き好きがあって、濃い灰色の十割そば、しかも麺を太目(かつ不揃い)に打った田舎風が好き、なんて人もいるでしょう。しかし私はまさにその逆で、麺は細く、シコシコとした強い歯ごたえがあって、色的には割と白っぽいのが好み。東京で言えば荻窪の「本むら庵」の蕎麦が理想。八ヶ岳の「いち」もそんな感じでしたけど、ここはもう蕎麦屋ではなくなってしまったという噂を聞きました。残念・・・。 で、今回試した「遊登里庵」の蕎麦は、まさに私好みの方向性を持った蕎麦なんだなあ。今日は「鴨ざる」を食べたのですが、熱いたれに蕎麦をつけ、鴨肉と一緒に啜る旨さ! 家から近いところにこんな名店があったとは。しかも、店内のしつらえがレトロ・モダンで、BGMがジャズというところもいいじゃないの。 それから、蕎麦湯もね、すごくいい。ここの蕎麦湯は、ゆで汁を出すのではなく、蕎麦湯専用にわざわざ作ったもので、ねっとりとして甘味があり、まるで淡い汁粉のよう。 表通りから一本入ったところにあるにも関わらず、客の入りもそこそこいい。やはり、名古屋にも蕎麦喰いは居て、うまい店があると聞けば、多少遠くからでもやってくるような人がいるのでしょうな。 というわけで、名古屋・高針にある蕎麦の名店「遊登里庵」、教授のおすすめ!です。ざるが840円、さくら(桜海老とノリがどっさり入ったぶっかけ蕎麦)が1370円、天ざる・鴨ざるが1690円くらいだったかな? それから昼のランチが1500円(ただし数に限りあり)といったプライス・レンジですよ~! さて、このように書いている私、実は東京の実家におります。明日、東京で学会があるものでね。集中工事の東名を避け、中央道で山回りして帰省したこともあって、ちょいと疲れました。今日はもうこの辺にして、寝ましょうかね。それでは皆様、お休みなさ~い。ぐーぐー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 21, 2011 11:36:24 PM
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