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テーマ:暮らしを楽しむ(388213)
カテゴリ:今日もいい日だ
恐怖の音楽映画『セッション』で震え上がったのも束の間、今日は名古屋栄のナディアパークにて、ブリガムヤング大学のウィンドシンフォニーのコンサートを聴いてきました。今週はやけに音楽づいております。
ウィンドシンフォニーってのは要するにブラスバンドですが、米国ブリガムヤング大学音楽科の精鋭50人による管楽器隊。これがモンゴル、韓国、それから日本では福岡・東京と廻って、今日は名古屋でのコンサートとあいなった次第。学生のバンドとはいえ、世界中を演奏旅行しているわけですから、実力はなかなかのもの。 で、今日の演目で特に面白かったのは、管楽器による曲なのに、途中、コーラスが入る奴。といってもコーラス隊が別にいるわけでもなく、管楽器の演奏者たちが自分たちで歌うんですわ。で、これがまた上手でね。素晴らしいハーモニー。パートによって代わる代わる歌ったり、管楽器を吹いたりと、非常に面白い構成でした。 それから、演奏が終って、アンコールも終ったあと、最後の最後で、全員によるお別れの歌があって、これも素晴らしいハーモニーでしたなあ。笛が吹けるだけじゃなく、歌も歌える連中なんですな。とても面白かったです。 ところで、ブリガムヤング大学、と聞けば分かる人は分かるわけですけれども、このコンサートの聴衆の大半は「末日聖徒イエス・キリスト教会」関係の方々だったようで、聴衆間の連帯が半端ない。それから日本語の巧みなアメリカ人率も半端ない。でまた、ここに居る人はみーんな兄弟・姉妹みたいな雰囲気で、ハグ率も半端ない。 なるほど! この教会に所属すると、こういう感じなわけね。善意が横溢している感じ。なかなかいいじゃん。 日本国産で、こういう連帯感のあるものって、ないですよね? 実業界で鉄の結束を誇る連合三田会とかでも、こういうのはないのだろうし。「日本アメリカ文学会」に所属しているワタクシですが、アメリカ文学会にこういう雰囲気ないもんな。「え、あなたもアメリカ文学会の人? ハグ、ハグ!」とか、ないもんね。 なんか、連帯感のあるものに所属したくなっちゃった。 近くアメリカ文学会の集まりがあるので、提案してみようかな。「学会員同士、道で出会ったら、ハグしませんか?」とか。無理か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 21, 2015 01:10:22 AM
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