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テーマ:今日のこと★☆(106266)
カテゴリ:今日もいい日だ
今日は渋谷のBunkamura美術館で開催中の「ラファエル前派展」を見に行ってきました。
が、その前に腹ごしらえ。今日はヒカリエ(初見参なんですけど)の6Fにある牛タン料理の店「利久」でランチ。前に仙台の利久で食べて美味しかったものでここを選んだのですが、今日も美味しかったです。 で、Bunkamuraへ。 「ラファエル前派展」、これついこの間まで名古屋市美術館でやっていて行きたかったんですけど、忙しくて見られなかったわけ。それが渋谷に巡回していると聞いて、じゃあ、こっちで見るかと。 で、見た。 感想は・・・微妙。っていうか、元々ラファエル前派ってそんなに好きじゃないんですよね〜。教養として見ているだけで。イギリスのテート美術館とかでもあれこれ見ていて、毎回、「これ・・・そんなに良いか?」って思う。 特にロセッティ。ロセッティの描く女性像って、アゴが張っていて、鼻と口の間が狭くて、独特ですよね・・・。 だけど今日の展覧会ではロセッティとかバーン=ジョーンズとかは割と少なくて、今まであまり聞いたことのない人の絵が沢山展示してあって、なるほどラファエル前派と一口で言っても、色々あるんだなと。 っていうか、ラファエル前派っていうのは、時代が結構長くて、19世紀前半から20世紀前半まで、なんだかんだ100年くらいの期間がある。そんなに期間が長ければ、色々なタイプの画家が出るはずですわ。その辺、ちょっと勉強になりましたけど、 で、今回の展示で気に入ったのはローレンス・アルマ=タデマの絵でしたかね。 それにしても、ラファエル前派の人たちって、どうして皆、名前が長いんだ?! ジョン・エヴァレット・ミレイとかダンテ・ゲイブリエル・ロセッティとか、アントニー・オーガスタス・フレデリック・サンズとか、チャールズ・エドワード・ベルジーニとか、ダニエル・アレクサンダー・ウィリアムソンとか、エドワード・コーリー・バーン・ジョーンズとか、ジョン・メリッシュ・ストラドウィックとか、エレノア・フォーテスク=ブリックデールとかジョン・ロダム・スペンサー・スタナップとか。何なの、これ? ま、とにかく、全般的にイマイチ、ラファエル前派に共感できないことを確認しつつ、中には少しいいのもあるか、程度のお勉強をしてきた私なのであります。 で、帰りに「ドゥ・マゴ」の横にある書店で美術書などを見たり、さらに渋谷駅近くの「フライングブックス」(とその下の渋い古本屋)で古本を見て、わりと良い掘り出し物をしたりして、帰路についたという。 ところで美術書を見ていて思ったのですが、こういう美術館附属の本屋さんで、ちょっと珍しい美術書を見て「へえ、こんな本も出ているんだ〜」的なことを思いながら、ふと、待てよ、こういうマニアックな美術書を出版してくれる出版社があるのであれば、私にも一つ案があるなあ、と。 で、帰りの電車の中でそんなことをあれこれ考えながら帰ってきたのですけど、こういうアイディアについてあれこれ考えている時ってのは楽しくてね。モノになるかどうか分からないけど、あーしてみたらどうだろう、こーしてみたらどうだろう・・・っていう奴。 ま、それが今日、ラファエル前派展を見に行った、最大の収穫だったかもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 30, 2015 09:04:02 PM
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