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釈迦楽

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January 7, 2017
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カテゴリ:今日もいい日だ
個人的なアレで申し訳ありませんけれども、私は京都とか大阪とかと相性が悪くてですね、私も向こうが嫌いだけれども、向こうも私が嫌いというね。相思相愛の逆。だから、めったなことでは京都・大阪には足を踏み入れないのですけれども、今日はそのめったなことがありまして。

 学会の幹事会が心斎橋の「大和屋」というところで開催されたので、それに顔を出してきたんですわ。

 そしたら、これがまた意外なほど美味しかったのよ、大和屋の懐石料理が。大阪って言ったらたこ焼きだけじゃないんだなと。

 ということで、今日のところは大阪と喧嘩せずにいられたという。

 だけど、ちょっと驚くのは、大阪人のマスク問題ね。

 日本人が日常的にマスクをして表を歩いているっていうのは、外国人の目から見ると相当奇異に映るといいますが、我々日本人は、何だか日頃見慣れちゃっているので、別にそこまで可笑しいとは思いませんよね? 私もそれほど変とは思いませんし。

 だけど、そんな私から見ても大阪人のマスク姿は奇異に映るわ。だって、マスクが黒いんだもの。

 ビックリするんだけど、大阪で今、真っ黒なマスクが流行っているらしいんだよね・・・。だから、何だかカラス天狗が群れをなしてやってくる、みたいな感じなのよ。あれは一体・・・何? 


 さてさて、それで幹事会が果ててから、私が向かったのは梅田スカイビル。ここの27階に「絹谷幸二 天空美術館」というのが最近出来た、というのを小耳に挟んだもので、ちょいと見てやろうと思ったわけ。

 まあ、好き嫌いはあるでしょうけれども、私は割と好きなんですよ、絹谷幸二。なかなかあそこまでド派手な絵を画く人っていないですからね。

 で、実際に入ってみると、高層ビルのワンフロアを使っただけのこじんまりとした美術館でね。出来たばかりだから、客がひしめいているかと思ったらさにあらず。土曜の午後だってのに、せいぜい10人くらいしか客がいなかったという。大丈夫か、コレ? 

 で、基本的に展示室は2部屋しかないのですが、それらの展示室に行く前に、3Dシアターみたいなところがありまして。ここで、事前に手渡されている3Dメガネをかけて、映像を見る仕組みになっているんですな。

 そしたら、これがね、割と良かったのよ。

 先ほど言いましたように、絹谷幸二の世界というのはド派手なんですが、そのド派手の感じが3Dにはピッタリ。竜が出てきたり、富士山の火口に突入したり、外連の限りを尽くすんですけど、そんな傾く(歌舞く)感じが絹谷ワールドなんだなあ。 

 あとね、絹谷さんはフレスコ画も描くそうで、その関連でフレスコ画の解説が書いてあったのですが、それを読んで仰天。

 フレスコ画の「フレスコ」って、英語でいう「フレッシュ」のことだったのね。漆喰を塗って、それが乾かないうちに(フレッシュなうちに)その上に絵の具で絵を画くからフレスコ画だってわけ。

 で、その仕組みがすごくて、漆喰というのは、乾く時に水分を出して、その分、逆に二酸化炭素を吸いこむんだそうですな。それで、その二酸化炭素を吸いこむ時に、絵の具も中に引き込むのだそうで。

 だけど、漆喰が乾いてしまうと、今度は二度と水気のものを吸いこまなくなるのだそうで、だから漆喰が乾くまでの24時間以内に絵を完成させないとダメなんだとか。

 しかも、二酸化炭素とともにぐいっと絵の具を引きこんでしまうので、フレスコ画というのは、もんのすごく丈夫なのだそうで、キャンバスに描くのとは異なり、何百年でも持ってしまうのだとか。大昔のフレスコ画が今日まで残っているのはそのせいなんですと。

 はあ~。そうなの~。知らなかった~。

 ま、そんなお勉強もしてしまいましたよ。

 ということで、絹谷幸二美術館、私はエンジョイしました。お好きな方にはおすすめ!です。


これこれ!
 ↓
絹谷幸二 天空美術館


 で、ここを堪能した後、私が向かったのは、同じ梅田にある「阪急古書のまち」。古書店が10軒ほど軒を連ねるところなんですけどね。そして、ここでまたまた池田満寿夫の美術書を2点ほどゲット。まあ、そこそこの収穫であります。

 大阪というと、「天牛書店」という有名な古本屋さんがあって、本当はそこにも行きたいのですけれども、今回はパス。大阪に行くこと自体がほとんどない私にとって、天牛さんはなかなか行きつけそうもない場所ではありますな。

 ってなわけで、心斎橋・大和屋、絹谷幸二天空美術館、阪急古書のまちを楽しんだ挙句、帰りには「551蓬莱」の豚まんと「りくろーおじさんのチーズケーキ」(←ホールで買っても675円とか、そんな激安ケーキ)を土産に買ったりして、嫌いだ嫌いだと言っているわりには、目いっぱい大阪を堪能してしまった今日のワタクシだったのであります。








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Last updated  January 8, 2017 02:42:11 PM
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ケンケン@ Re:想像ふくらむ、理想のアメリカ短編小説集(06/26) 先生と同業の末席にいるものですが、 その…
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