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長く鬱病に悩まされてきた教え子から、快癒の報せが届きまして。これは朗報！

　先月で投薬も終わり、とりあえず病院にも通わなくて済むようになったとのこと。今は、まるで牢屋暮らしから解放されて、久しぶりにシャバの空気を吸ったような気分であると。ふうむ、鬱病というのは、かくのごとく快癒することがあるんですな。

　本人が一番嬉しいだろうと思いますが、そこそこ長い間、その子の苦労を見てきた私としても嬉しい。

　ところで。

　本人に言わせると、病気のために一度退職した教職にもう一度就きたいと。
　
　そうか・・・。

　しかし、教職も今は大変だからなあ・・・。

　あの、東須磨小学校の同僚いじめ、あれ、すごい世界じゃございません？　もう、教育の場とか、そういうレベルを超えているよね・・・。

　もちろん、どこもそうだとは思いませんが、今の先生って、児童・生徒の指導で苦労し、モンスター・ペアレントとの交渉で苦労している上に、同僚との人間関係にも苦労しなくちゃいけないんだからな・・・。しかも校長はまったく頼りにならないと。

　こういう世界に、彼が再び舞い戻るというのは、どうなのかなあ。せっかく快癒したものが、ぶり返したりしないのかしら。

　そこだよね。本人がやりたいんならやればいいとは思いますが。見守る側としては不安もある。

　快く、「頑張れよ」の一言で送り出せないのが、今の教育界ですなあ・・・。