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テーマ:最近観た映画。(40131)
カテゴリ:教授の映画談義
最近、読む本、買う本、すべて麻薬がらみなんですけど、大丈夫かな、わし? アマゾンとかの購入履歴があまりにもヤバイので、密かにマトリとかに通報されてないかなあ? 研究費でも麻薬系の本ばっかり買っとるし。
ま、それはそうと、ジョン・ウィックですよ。 昨年『ジョン・ウィック:パラベラム』を見ようと思っていたんだけど、ついうっかり見損なっちゃって、しまったと思っていたら、今月のWOWOWはジョン・ウィック祭りらしく、シリーズ全作を放送してくれるっていうね。 で、どうせなら既に観た分も復習しておこうと思って、昨日・今日と続けて『ジョン・ウィック』と『ジョン・ウィック:チャプター2』を観ちゃった。 『ジョン・ウィック』ってのは既に引退していた伝説の殺し屋、我らがキアヌ・リーヴスが、とあるチンピラ(実は東欧系マフィアのボスのドラ息子)に愛車を盗まれ、さらに飼い犬を殺された恨みで、そのマフィアの一団を皆殺しにするっちゅー話。で、続編にあたる『チャプター2』では、その流れで元の商売に引き戻されることになったジョンが、やむを得ぬ事情からイタリア系マフィアのトップの一人を殺さざるを得ない立場になり、それは実行するのだけれど、そのおかげで自分の首にも賞金がかかってしまい、大勢の殺し屋たちから命を狙われる羽目になって大騒ぎ、っていう話。 ま、結局、殺し殺されの戦闘ゲームを純粋に楽しむというのがこの映画の見どころなんでしょうけど、この映画のもう一つの見どころは、一般人には知りえない「殺し屋の世界」の一端に触れられる、ということ。 例えば、殺し屋の世界にはどうやら専用のホテルがあって、「この中で殺し合いをしてはいけない」と言うルールを守りさえすれば、とってもくつろげるところになっている、とかね。しかも、そのホテルでは、払うものさえ払えば、特注の防弾スーツをつくってもらえたり、最新の武器を貸してもらえたりするとか、そういう設定になっている。そういう「殺し屋の世界」あるあるがとても面白い。 もし自分が殺し屋だったら、こういうホテルに泊まって、コンシェルジェとかと馴染みになったりするんだろうな、みたいな空想を楽しめるわけよ、観客としては。 っていうか、男はみんなそうだと思うけど、一度、殺し屋になってみたいっていう願望があるんだろうね。しかも腕利きの。殺し屋仲間からも一目置かれるような。いや、むしろ伝説の。 で、殺し屋ホテルでも、いつも顔パスみたいな。コンシェルジェとかが愛想よくしてくれるような。「おかえりなさいませ、釈迦楽様」みたいに迎えてくれるような。 でまた、殺し屋仲間からだけでなく、警察からも一目置かれて、「釈迦楽さんが殺すなら、まあ、大目に見るか」的な扱いになるような。 で、そういう「殺し屋妄想」を推し進めていくと、一番いいのは「すでに引退した殺し屋」だよね。もう、手を血で汚すことはないけれど、伝説の人だから、あちこちの「筋」の人たちから密かに目で挨拶される的な。 そういう人に、わたしはなりたひ。的な。 そういう潜在的な男の願望を映像化したのが、結局、『ジョン・ウィック』シリーズなんだよな・・・。 ・・・あれ? わし、なんかまずいこと言ってる? 麻薬関係だけでも相当やばいのに、「殺し屋になりたひ」とか言っちゃってる? う、うそだよ! もちろん! ジョーク、ジョーク!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 24, 2020 06:54:24 PM
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