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カテゴリ:教授の読書日記
『スタンフォードの自分を変える教室』という本を読んでいたら、またもや瞑想の利点を論ずる箇所がありまして。
まあね、自己啓発本を読んでいると、実に頻繁に瞑想を勧められる。異口同音に。そんなにいいものかね。 私も、勧められる度にやってみようかなと思うのだけれど、どうも、瞑想に集中できず、心は他のことを考え始めてしまう。瞑想にならないわけ。 ところが、本書によると、それでいいと。 瞑想中に他のことが頭に浮かんだら、ああ、今、自分は別なことを考えているなと観察し、それからまた呼吸に意識を集中すればいい。つまり、その都度修正舵を切ればいいと。 つまりね、この修正舵を切るというところがいいらしいのね。 自分の心の動きを観察し、それが間違った方向に行く度に修正舵をかます。その練習をすること自体が尊いのだと。 例えば、何か腹が立つことがあった時、瞑想中の修正舵のように、「ああ、今、自分は腹を立てているな。バカみたいだな」と思えばいい。そうすれば、腹が立っている状態を修正することができる。 自分を客観視する修行になるから、瞑想に集中できなくてもいいのだと。 なるほどね。そう言われると、そうかもね。 ということで、今度こそ、瞑想にトライしてみようかな…、なんて思っているワタクシなのであります。 ちなみに、この『スタンフォードの自分を変える教室』、なかなかよく書けている自己啓発本です。教授のおすすめ! これこれ! ↓ ![]() スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫) [ ケリー・マクゴニガル ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 20, 2023 11:09:07 PM
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