鰻 天五屋(天満)
このところ、仕事上の人間問題で疲れ果ててます。「パトラッシュ、もう疲れたよ」位の勢いで疲れ果ててます。 癒しを求めて三千里、ふぇあでございますこんばんは。 こんな奴では決して癒されることがないのはわかりきってますが…ぐふ。 さて、そんな壊れ気味の金曜日。いつものように22時頃まで残業し、帰り道、ふとこの人の記事を思い出し、この人ベタほめの鰻が食べたくなって家と逆方向へ。 |住道駅| λ.........とぼとぼ 片町線の電車に飛び乗り、天満駅へれっつらご~。 天満駅を降りて、早速迷いまして。 徒歩2分の店に行くのに15分以上さまよい歩きましたさ。これまさにTの呪いなり。おのれ… 皆様が迷わないように、正しい道順をここに図解しておきます。 天満駅の改札を出て右側、天神橋筋4~6丁目という方向に出まして、マクドナルドの右側、「天満駅前北本通り」と書かれた狭い路地に入ります。入ってすぐ、左側にゲームセンターが見えれば正解。ここをまっすぐ歩いていきます。 最初の交差点。ここは直進。店はこの辺。 そんな店のたたずまい。 「うぉ、ディープ…」 雰囲気はまさにディープ大阪。ワタクシみたいな若造がこの創業80年ののれんをくぐっていいのでしょうか?? …いま、「大丈夫、見た目は十分オッサンだから」とか思っちゃった人、ちょっと天満まで来なさい(凸) のれんをくぐると、内装は途方もなく簡素というか安っぽいというか。雰囲気は場末の一杯飲み屋そのもの。やっぱりディープ大阪。 客は酔いつぶれかかったおっちゃんがひとりいただけ。 …大丈夫なのかここ?と思いつつ席に着くと、お茶を持ってきたおねえさんがアジアンなまりの日本語で流れるようにメニューを説明していく。カタコト風の発音なのにかまずにさらさら喋る様には惚れます。 どうやら、「鰻まむし」というのがいわゆる鰻丼で、\600~\2400(折詰めは各\200増)、標準は\800で、\1200が特上、\2400は2段になるらしい。 中庸を是とするふぇあは\1200の鰻まむしを注文。他におねえさんの勧めに従って肝焼き(\350)と肝吸い(\200)を注文。他にはう巻き(\350,上は\430)がよさげ。 説明を聞いている頃、3組合わせて7~8名くらいの客が次々と入ってきました。若いサラリーマンの姿もあります。この辺でほっと一息。 待つこと数分、鰻まむし登場。 濃いめの甘くない醤油だれに絶妙な堅さに炊きあげられたごはん、そしてふわふわでパリッとしてて香ばしい鰻。う~~ん美味♪(⌒ー⌒) 分量の割には高価な気もするけど、一口食べて納得。この質でこのお値段ならむしろ安い。天満でこれだけうまい鰻が食べられるなら、静岡や名古屋に食べに行く必要ないかな。なんて。 ここは鰻まむしの折詰めや蒲焼き(1尾\1500~2500)の持ち帰り、地方発送もしてくれるそうです。折しもお歳暮シーズン、気になった方は是非。 23時もとうに過ぎた頃、大満足で天満をあとにしたのでした。補足:この店は土曜日が定休なので注意。営業時間は19時から商品がなくなるまで(概ね5時くらいだそうな)