どらりおん
今日は有休。以前組合の斡旋でチケット入手していた「ドラリオン」を見に行ってきました。 …おひとりさまですが、何か |南港| .......とぼとぼ 「ドラリオンって何ぞや?」というかたは上のリンクを参照いただくとして…一言で言うとサーカスの類というか…適当な造語を作るなら「フィギュア雑伎」みたいな 京橋・森ノ宮で乗り継いでコスモスクエアへ。 コスモスクエア駅から会場まではだいぶ歩きますが、スタッフが要所要所に立ち、案内もあってわかりやすくいけました。 百聞は一見にしかず、まだ名古屋-東京-博多の公演が残っていますから、是非。 会場の前には、こんなコンテナが。 会場内撮影禁止のため、設けられた撮影スペースのようです。 飲食物と土産物を買って、客席へ。 会場で焼いている「クロワッサン」はオススメしておきます。いささか高価ですが。 会場は円形のステージのまわりに客席が円形に20列ほど。あまり大きな会場でもないので、無理に高価なS/A席を買わなくても、廉価なB席でも十分楽しめそうです。 開始時間になり、公演スタート。 オリエンタルな音楽に合わせて、演劇調に繰り広げられる人間業とは思えないようなハンドバランスやトランポリン、空中ブランコ、輪くぐり… ただひたすら圧倒されていました。 特に片手でバランスを取りながらオブジェのように姿を変えていく「シングル・ハンドバランシング」、重力を失ったように華麗に舞う「トランポリン」や、シャーマンに扮したアーティストの妖しげな踊りの儀式にあわせて10人のアーティストが次々と猛獣のように輪をくぐっていく「フープダイビング」は最高。 途中、空中ブランコでひとり失敗して落下するハプニングがあり、客席が一斉に悲鳴。 空中演技の出演者にはワイヤーの命綱が付いており、宙ぶらりんになりながらも軽やかに空中遊泳して勢いを付け、ブランコに復帰するアドリブ100%のリカバリはさすがプロ。 ハプニングがあったことでむしろ、1から10までしれっと成功する完璧なステージよりも見応えがありました。 成功するに越したことはないんだけど、失敗をも「魅せて」しまうプロの技には圧巻でした。 こうしたハプニングも「生」ならではの迫力なのでしょう。ちなみに、ドラリオンは公演で流すBGMも毎回生演奏しているそうです。 途中休憩30分を挟んで、実質2時間ほどの公演はあっという間に終了し、カーテンコール。 チケット代\11500(S席。組合の斡旋で\9900)は高価ですが、それだけの価値はありました。 オフィシャルプログラムかDVD[The Spirit]を見てから会場に行くと、より楽しめるかと思います