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カテゴリ:ファッション
雑誌「セブンティーン」の名前は、13歳から19歳までの「7つの十代」から来ている。決して「17歳」ではない。
お世話になっている知人の娘さん(セブンティーン読者)にプレゼントを買うことになったのだが、いっこうに決まらない。大人のように趣味が固まっているわけでもなく、そのくせ好みのジャンルが細分化されていそうなので非常に難しいのだ。図書カードが無難な気もするが、ここはもう少し気合を入れるべきか。 プレゼントというのは非常に難しい。相手が欲しいと思っていてなおかつ自分ではなかなか手が出ないもの、というのが基本だと思うのだが、こちらのセンスが試されるのが一番大きなところだ。 また、「どこで買うのか」も非常に重要な要素である。地元の駅ビルは問題外としても、例えばハンズやロフトといったプレゼントにちょうどいい雑貨が豊富な店というのも無難すぎてセンスを感じない。私のような性格の悪い人間だと「ハンズで済まされた」と思ってしまうからである。 だが、わざわざ遠出をして、行動圏内で最もおしゃれで敷居の高いショップに行けばいいかというとそうでもない、というのが難しいところである。あまり名前を知られていないショップやマニアックなものでは、その価値を理解してもらえないことが往々にしてあるからである。私が昔バイトしていた店では誕生日に飲み会をやってプレゼントをあげる、ということがよく行われていたが、センス(知識)の差がずいぶんとプレゼントにギャップを与えたものだ。オッシュマンズ限定のグラミチのパンツ(約6000円)をプレゼント→翌年のお返しがハンズで売っているおもしろライターの詰め合わせ(計約2000円)というがっかりなやりとりは当たり前の世界なのである。ここは相手のセンスのレベルに合わせて予算や品物を考えなくてははいけない。 知名度、セレクトのセンス、品物の豊富さでいえば、東京ならばコンランショップかビームスあたりが一番よさそうだが、私からすれば無難な選択な気がしてならない。やはりコルソコモかナディッフあたりで購入したいのだが、大抵の場合「ふーん、ありがと」で終わるのが目に見えているので買う前から悲しくなるのが現状だ。 そうやって悩むのが楽しいといえば楽しいのだが、「セブンティーン」読者の女子へのプレゼントは相変わらず停滞中だ。いったいどうしたものか、もうしばらく悩み続けるだろう。 ↓こういうのは気が利いている。ベタな場所で買われるよりはネット通販で珍しいものを買ってもらうほうがはるかにいい ![]() オロビアンコ ペンケース(グレー×ブラウン)ORO-1116000002162 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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