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「チューハイ」と言えば言うまでもなく「焼酎のハイボール」のことである。
戦後東京で生まれたこの飲み物は本当においしい。特に発祥の地である(とされる)下町の荒川より東側では必ずと言っていいほど居酒屋に独自のレシピによるチューハイが置かれ、その琥珀色の飲み物の魅力を知ってしまうと二度と「焼酎にを炭酸でわっただけ」というチェーン店のいい加減なチューハイは飲めなくなってしまうのである。 ブログのタイトルに酒が入っているので「たまにはお酒の話でも」と思い書き始めたのだが、よく考えたらそこまで(語れるほど)酒に詳しくはないのであった。さすがに「酔えれば何でもいい」というわけにはいかないが、割と何でもイケてしまうタイプなのである。まぁ、出来ればジーンズ同様、大量生産ではなく「昔ながらの作り方」にこだわったものがいいとは思っているが。 そんな私は鹿児島に親戚がいる関係で常に自宅に「さつま白波」がストックされている。もらえるのだ、大量に(倒置法)。ビールのあとは専ら白波で、夏はロックかダイエーの40円炭酸水割り、冬はお湯割りで楽しんでいる。ブログのタイトルが「セックス、いいちこ、ロックンロール」なのに「白波」とはこれいかに、という気もしているのだが、「セックス、白波、ロックンロール」ではいまいち雰囲気が出ないのであくまで「いいちこ」でいこうと思っている(居酒屋でボトルを頼む時は大抵「いいちこ」だけど)。 ちなみに新潟にも親戚がいるのでやはり日本酒も定期的に送られてくるのだが(現在「越乃寒梅」ストックあり)、「端麗辛口」で知られる新潟の日本酒は個人的にあまりおいしくないと思っている。日本酒慣れしていない人にも飲みやすく、日本酒の裾野を広げたという意味では評価に値するのだろうが、どうも酒というのは「マズくないとおいしくない」というか、するりとイケてはいけないような気がするのだ。「ならどこの日本酒ならいいのか」と言われると詳しくないので「昔ながらのほんのり甘い純米酒」としか言えないのだが。同じようにビールも「スーパード○イ」はおいしいと思えない。何でも日本で一番売れているビールらしいので、私の味覚が間違っているのかもしれない。 結局何が言いたいかというと、別に「俺はちょっと他人とは感覚が違うんだぜ」と自慢したいわけではなく、何となく自分の思う範囲で酒について述べてみただけのことだ。(酒も含めた広義としての)「食」に対し「興味がないことはないがそこまで深く追求してはいない」というレベルでしかないので、むしろ自分の発言には全く自信がない。自信がないけど、前述のようにブログのタイトルに酒を入れている以上、得意分野のファッションや音楽ばかり語っているようではいけないと思ったのだ。そういうわけで、私にとってはちょっとした冒険だったので「首をひねらざるをえない」と感じてもどうか見逃していただきたい。 詳しい人と飲み歩けば詳しくなるのかもしれないが、酒の席で講釈をたれるのもそうされるのもいやなので(どうでもいいバカ話が一番いい)、おそらく私は一生酒には詳しくなれないだろう、というおはなし。 南薩摩出身黒瀬杜氏が本来の味をよみがえらせました。さつま白波 黒麹仕込25度芋焼酎900ml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.24 22:01:25
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