|
カテゴリ:カテゴリ未分類
駅前のドトールで会社の人に少し遅れた年賀状を書いている間、店内にはロジャー・ニコルスが流れ続けていた。
店員さんのセンスかもしれないが、もしかしたら「カフェチャンネル」みたいなものが有線放送に存在するのかもしれない。 渋谷系世代としては、コーネリアスのファーストで元ネタになった曲、あるいはデビュー前の小西康陽の家を訪れた細野晴臣の第一声(「おっ、ロジャー・ニコルス」とあいさつより先に言ったとかなんとか)を思い出して懐かしい気持ちになるのだが世の中ではそうでもなく、「カフェ」という言葉にぼんやりとした「おしゃれさ」を感じている層は我々世代が「ディスクユニオン」に手放したそのあたりのCDではなくお手軽なオムニバスCDを手にするのである。 それはそれで新品CD市場が潤うので悪いことではないが。 大学生ぐらいの男の子二人が駅近くの灰皿の前で談笑していた。どうもネットで福袋を買おうとしたら出遅れてしまったらしい。福袋の価値が全く分からずに生きてきた私には理解できなかったが、やはり福袋というのは人気があるようだ。世の中は広いとつくづく感じる。 ファッションビルはセールで賑わっているが、飲食店は未だ正月気分だ。 私が食べたくなるような店はことごとく休みで、しかもいつから営業開始なのかを教えてはくれない。 私は奇妙な孤独感を感じながら休日の終わりを生きた。未だに必要な服は見つからないが、ネットショッピングをする気も起きない。 Roger Nichols ロジャー・ニコルス / Roger Nichols & Small Circle Friends Complete Edition 【CD】 このジャケットは果たして当時かっこよかったのだろうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.05 01:10:03
コメント(0) | コメントを書く |