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テーマ:山登りは楽しい(12091)
カテゴリ:山の話
2004年4月にふと思い立って始めた中年単独山歩きも、前回の幕山登山で10回目を迎えた。
ネットやガイドブックの情報を頼りに始めた山歩きのため、最初の頃は不安が大きかったが、経験を積むうちにだいぶ勝手がわかってきた。そこでそろそろレベルの高い山にチャレンジしてみたいと思うようになってきた。 仕事の都合上、日帰り山行に限定されるため、登る山も限られてくるのだが、当面の目標は「金峰山」にすることにした。奥秩父の盟主の山である。標高2600m弱の山だ。 金峰山に登るためにはその前段階として、ある程度ハードな山にチャレンジしておく必要がある。という訳で今回の山行は「茅ヶ岳」を選んだ。 今から思えば既に2回目の山行で「白毛門」という、とてつもなくハードな山を登っていたのだが、当時は「茅ヶ岳」のほうがはるかに難しい山だと思っていた。よってこの山をクリアすることが金峰山登山の絶対条件ということになった。 茅ヶ岳は韮崎にある山で、その容貌と場所から八ヶ岳と見間違えられることが多く、「ニセ八ツ」とも呼ばれる山だ。「日本百名山」の著者である深田久弥の終焉の地でもあり、百名山フリークで常ににぎわっている。 朝5:00に自宅を出発。首都高速、中央自動車道を走る。南アルプスは霞がかかっていまいち見えない。韮崎ICで降り、昇仙峡ラインを進むと10分程度で茅ヶ岳駐車場に着いた。 人気の山らしく、7時前にもかかわらず、すでに多くのハイカーの姿が見える。駐車場の奥に深田久弥を称える深田記念公園があるが、そこは素通りして、山頂を目指すことにする。 登り始めは林道みたいな道のため、淡淡と登っていく。 30分ほど進むとようやく岩がごろごろしているような山道らしくなった。 そして駐車場から1時間ほどで「女岩」に到着である。ここはこんこんと清水が湧き出しており、のどを癒してくれる。 Part2へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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