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テーマ:山登りは楽しい(12091)
カテゴリ:山の話
この山に登ったのは2008年10月。
「千頭星山」。この一風変わった山には以前から興味があった。この山は山梨県韮崎の山で、南アルプス「鳳凰山」の前衛の山として知られている。いや、一般的にはあまり「知られて」いないだろう。 標高は2100mを越え、それなりにでかい山なのだが、いかんせん背後に南アルプスが控えているので、いまいち目立つ山ではない。しかも間の悪いことに、この山の手前にある「甘利山」が「レンゲツツジ」の群生で有名で、シーズンは観光客で大混雑する。なのでどうしても一般的にはそちらに目が行ってしまうのだ。 ただ、逆に考えればツツジのシーズン以外はそれほど混雑することはないだろう。 という訳で、久しぶりに月曜に平日休みをゲットできたので、静かな紅葉山歩きを期待して出かけることにした。 朝5時前に自宅を出発。首都高~中央道をひた走る。本来なら韮崎ICまで走ればよいのだが、ETC割引を利用するために勝沼ICで下車。そこからは国道20号を韮崎まで一直線。市内に入り、20号を「船山橋」で左折すればあとは道なりにまっすぐ走るだけ。 林道ゲートを過ぎ、ひたすら高度を稼ぐ。林道のところどころにこんな看板が。 ちょっと怖い。 そして連動を進むこと20分程で甘利山駐車場着。既に標高は1600m。ツツジシーズンは大混雑であろう駐車場は閑散としている。駐車場から韮崎市内を臨む。 霞がかっていてイマイチ見えない。 駐車場にある案内図。 さすが南アルプス前衛の山。ちゃんと鳳凰山までのコースもある。もっともここから鳳凰山を縦走するハイカーは少ないと思うが。 そして支度を整え、7時30分出発。先ほどの看板に恐れをなし、一応熊避けの鈴を鳴らしながら進むことにする。 まずは甘利山山頂を目指す。甘利山までは木道などが整備されており、遊歩道になっている。「山登り」という感じではない。 しかし黄葉がきれいだ。 そして15分ほどであっけなく山頂到着。 富士は見えるのだが、霞んでいていまいちはっきり見えない。しかも方角的に逆光だ。この写真でわかってもらえるか・・・ 向こうに見えるが「奥甘利山」「千頭星山」。カラマツの黄葉が美しい。 甘利山山頂を過ぎると一気に山道らしくなる。所々にある紅葉の紅葉もきれいだ。 一旦は下り、そして奥甘利山に登り返す形だ。意外とこの上りがきつかった。でも周りの黄葉を見るとそんな苦労も吹き飛んでしまう。 ところで、この山を歩いているとカラマツに「とろろ昆布」みたいな植物が寄生しているのをよく見かける。これは何なのだろうか? そして甘利山から30分ほどで奥甘利山に到着。この山頂は登山道から外れているらしく、道も不明瞭で、しかも山頂に何の表示もない。 眺望もない。 すぐに山頂を後にして、千頭星山を目指す。 Part2に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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