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カテゴリ:映画
あなたの最愛のひとは あなたを愛していますか・・・。 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 監督・製作・・・サム・メンデス 原作・・・リチャード・イェーツ 出演・・・レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、マイケル・シャノン、キャスリン・ハーン、デヴィッド・ハーバー、キャシー・ベイツ、ライアン・シンプキンス 他 【解説】 1950年代半ばのアメリカの郊外の街で、夢と希望に人生を懸けようとする若い夫婦の葛藤(かっとう)と運命を描く感動作。 作家リチャード・イェーツの小説を原作に、『アメリカン・ビューティー』のアカデミー賞受賞監督サム・メンデスが映像化。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが11年ぶりに共演を果たし、輝かしい未来を夢見る夫婦を好演。 自己実現の夢と家族の愛の間で揺れ動く、切なく深いドラマに注目。 【STORY】 1950年代、富裕層が集まるアメリカ・コネチカット州の郊外で、エイプリル(ケイト・ウィンスレット)とフランク・ウィーラー(レオナルド・ディカプリオ)の夫婦は、2人のかわいい子供に恵まれ、美しい家で暮らし、誰もが憧れる理想のカップルだった。 ただ、外見の充足や周囲からの賞賛とは裏腹に、彼らは互いの心に若き日に抱いたある思いを潜ませていた。 それは、フランクのヨーロッパで成功するという野望、エイプリルが追い続けた女優への夢――。 彼らは、それぞれの“輝かしい未来”と“完全なる自己実現”のため、大きな賭けに出ることを決意する。 やがて、ふたりに訪れる葛藤。 だが、その大きな運命の渦の中で今、この瞬間、ふたりの愛が試されるときが訪れようとしていた…。 ああ・・しんどい映画でしたわ。。。 予告などを見て、もっと“愛”がテーマの映画かなと勝手に思っていたので 苦しみながらの鑑賞となりました。 こんなシーンより ↓ ほとんど、こんな“諍いシーン”ばかり。。。 ↓ エイプリルの満たされない思いに共感出来なくて、まだ男性であるフランクの気持ちの方が理解出来たりして~ 最後まで、「何故?」「どうして?」の思いが強くて・・・ 彼女の最後の決断・・・あれは望んだものだったのか、それともああいう結果でもいいやという気持ちだったのか、はたまた 望んだ結果とは全く違う展開になってしまったのか・・・ よくワカラナイ。 私は、半分どちらでもいいわ。という気持ちに感じられたりして~ それが納得出来ない。。。 もっと もっと 子供たちに愛情を注いでよ。。。涙。 この後味の悪さは、なんでしょう??? キャシー・ベイツがまくしたてる。 静かに補聴器の音量を消す夫。 印象的なエンド・・・ はぁ・・・苦しい。 傍目には理想的な夫婦に見え、本人達も「自分達は特別」と思い込まされている。 現実と理想のギャップに悩みながら葛藤する・・・ 2人が求める真実とは一体何? ケイト、素晴らしかったです。 彼女は元々強い演技をする方だけど、この役に入り込んでいましたね。 監督が旦那さま。さすがですね・・・。 一番迫力あるところを上手く捉えてます~~。 受けてたつレオが又凄かった!と思うのだけど・・・ また彼はノミネートされませんでした(アカデミー賞) 前回の『ワールド・オブ・ライズ』も良かったし、最近の彼はどれも素晴らしいな~って素人の私は思う。 彼らに影響を及ぼす、精神を病んだジョン。 マイケル・シャノン・・・ この方もゾクゾクするほど怖くてよかった・・・ 黙って立っていても、こちらが身震いしてしまいそうになる恐ろしさを湛えていて。 その息子を案じ、迷惑を省みず彼らに会わせる母キャシー・ベイツ。 一癖も二癖もありそうな、なんともいえない雰囲気・・・ 伝わってきましたわ~~~。 あ~近寄りたくない・・・ 陰の主役?と思えるほどの存在感。 あの笑顔が怖い。 私が求めていた展開でもなく、ラストが切なすぎて・・・ あんまり入り込めない作品ではありました。 けれど、後からジワジワとやってくる なんともいえないこの気持ち。 印象的な作品でした。 マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月28日 18時24分50秒
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