ラッパ水仙
多和田ガーデンのラッパ水仙嫁が息子に「日本じゃなくてイギリスだった」よいう風景。昨日は小説教室の初日。また苦手な自己紹介。先生が「サルスベリさんもしばらく出していないので、出しましょうね」といった。提出作品の中で「細雪」を自分の視点からとらえ直したのがあった。それを読んで、もとの「細雪」を読もうと本売り場へ行った。捜すより、暇そうな店員に取りに行ってもらったほうがと思って頼む。「文庫で谷崎潤一郎の『細雪』が欲しいのですけど、取ってきてくださいますか」「はい」と喜んで小走りに去った草深君は新潮文庫の「細雪(上)」を携えて戻ってきた。「上中下とあって、今は上しかないのですが注文しますか」「ええ、お願いします」と注文書を書いた。「あ、軽く書いたから複写できているかしら」「、、あ、大丈夫です、ほら写ってます」と草深君は複写された注文書を見せる。「くさぶかさんとお読みするんですか」「いえ、くさふかと濁りません」と澄んだ瞳で答えた。「細雪」を読み始めた。いつも、他の生徒さんの提出作品もろくに読まずにいたが、昨日は全部読み、関連の作品も読もうというのだから少しは進歩した。この勢いで提出しよう。