テーマ:暮らしを楽しむ(384073)
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検査入院、手続きを済まして病院のベッドの上、手術開始は1時半からと告げられた。昼飯は抜き、あげるといけないので。
点滴の開始、最初に来た看護士、腕の筋肉硬いですねとリタイア、気持ちは落ち着いているのだが体は緊張しているのだろう。選手交代で、次の看護士、手のひらを上にして筋肉の少ないところから簡単に針を差し込んだ。 点滴をしながらトイレに行って、準備OK、車椅子に乗って、手術室へ。 自分で階段を上って手術台に仰向けで寝た。看護士が「初めてですか?」「いえ、今回で8回目です」 カテーテル、腕の動脈から入れる。その部分に麻酔、チクリと痛い。検査の結果、梗塞部分があり、直ぐに治療に移った。 風船治療なのだが、30秒で膨らませる。「5秒、10秒、15秒、20秒、25秒、30秒」とカウントをする声が聞こえる。これが5回目のときに「5秒、10秒、15秒・・・」と15秒で沈黙となった。 カテーテル治療、実務には2人、それとは別に総監督・ベテランの医師が居る。窓の向こうの部屋で手術全体を見ている。その先生が部屋から飛び出してきて緊急指令を発した。 AEDを用意しろ。「悪い病癖で電気振動を使います」と私に説明をした。家族の人居る? と、外で待つ家内にも説明をしに行った。 夏山のピクニック気分が冬山登山となった。 電気が入ると私の心臓の鼓動が激しくなった。液状化現象を利用して硬くなった部分を軟らかくしているのか? 心臓の鼓動がスピーカーで大きく流れている。時々、不整脈になる。 風船が膨らむと心臓が痛くなる、「血液が流れ出したからですよ」とカテーテルの医師、このひとは何時も行っている近所のお医者さん。「もうすぐ終わりますよ」と心強い。 痛いをどう表現するか「ニトロ欲しいですね」と側の看護士に言うと、指揮官の医師「麻酔使いましょうか?」「いえ、大丈夫です」 手術は終了した。5時になっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.02 16:46:43
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