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カテゴリ:映画を観たよ
雨宮慶太の人気シリーズ〈牙狼-GARO〉のスピンオフ作品を観た。
○ストーリー 〈魔戒法師〉の邪美と烈花は,旅立った〈牙狼〉の鋼牙を思いつつ,修行を続けていた。だが邪美の前にアギ,烈花の前にマギという〈魔戒法師〉がそれぞれ現れ,〈桃幻の笛〉についての伝説を語る。アギとマギの策略により,2人は〈笛〉をめぐって戦うこととなる。 ------------- 〈牙狼〉は現代を舞台にしつつ,闇の世界から訪れる魔物を退治する〈魔戒騎士〉を描いた物語だ。〈騎士〉を法術でサポートするのが,〈魔戒法師〉であり,テレビ第1シリーズのが邪美,そして映画版で登場したのが烈花だ。 その後,〈牙狼〉は人気となり,テレビ第2,第3シリーズ,そして映画第2作も製作された。邪美と烈花は第2シリーズに揃って登場するなど,準レギュラーとして定着をした。 この60分の映画は,この2人を主人公にしたスピンオフとなる。 ------------- いきなり山奥の社の前で,2人の女性が変わった服を着込んでいて,巨大な筆を使って魔法攻撃をしあう。この時点で,これまでのシリーズを観ていない人にはチンプンカンプンだと思う。 雨宮慶太が構築した和風,中華風を混ぜ,それをゴシックテイストにまとめ上げたファッションと美術も,素晴らしい完成度だとは思うが,初めての人は戸惑うかも知れない。 結論から言うと,この作品はシリーズファンへのサービスなので,細かい点は気にしないで楽しむのが正解なんだと思う。 ------------- 邪美を演じる佐藤康恵,烈花を演じる松山メアリの美しさは相変わらずだ。演出のおかげでエロさの手前にギリギリ留まっているのも安心できる。 だが〈魔戒騎士〉が登場しないため,剣技ではなく魔法で戦うということ,そして女性らしく踊りの動きを取り入れたアクションのため,どこかテンポが遅く,もったり感が残る。 2人とアギ&マギの戦いも,その後のCG使いまくりの高橋ひとみとの戦いも,もう1つヒネリが無く,盛り上がりに欠ける。なんだかパターン化しちゃってる気がする。 ------------- 個人的にはテレビ第3シリーズで悪役を演じていた津田寛治が,映画でも演じた烈花の父親を再演していたのに驚いた。急に裏切りそうで怖かったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.15 11:14:14
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