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テーマ:最近観た映画。(39923)
カテゴリ:映画を観たよ
ディズニーの優しいロボットアニメを観た。
○ストーリー 14才の天才少年・ヒロは,兄・タダシの通う工科大学に自分も行きたいと願い,研究発表会で〈マイクロボット〉を脳波で操るという画期的な発表を行う。だがその後,発表会場で火災が発生し,タダシは教授のキャラハンを救うために炎の中に飛び込み,2人とも戻らぬ人となる。気落ちし,引きこもっているヒロの前に現れたのは,兄が製作していたケアロボット〈ベイマックス〉だった。ヒロと〈ベイマックス〉,そしてタダシの同級生たちは,火災事故の謎を探るために立ち上がる。 ------------- 雨の中,朝早くから映画館に行った。そんな状況なのに,冬休みということと,『アナ雪』と同じディズニーCGアニメということで,館内はほとんど満員だった。 そんな中,始まったのは『愛犬とごちそう』という短編CGアニメだった。いかにもディズニーらしい可愛らしい子犬が,ご主人のオッサンと仲良く育つ姿が描かれる。けれどもご主人に恋人が出来て??という物語。 もう,その時点で館内は「???」という状況。子供たちも「ねえ,〈ベイマックス〉は?」と言っているし,うーん,なんだろ,この居心地の悪さ。 ------------- さて『ベイマックス』なのだが,個人的には舞台となっている都市・サンフランソウキョウの映像だけでも楽しめた。サンフランシスコとトウキョウを合体させた架空の都市なのだけれど,サイバーパンクで始まったアジアとアメリカの都市の融合から毒を抜いて,ひじょうに面白い舞台に仕上がっていた。 主人公ヒロ,兄・タダシ,2人の叔母・キャスの3人がメインのキャラなのだけれど,そのアップは目玉が大きくて人形のようで,ちょっと引いてしまった。アジア人だから,ということで目は白目と黒目で表現されていて,その一方でアニメ的な大きな目玉なので,アップはキツイ。もうちょっとデフォルメさせても良かったと思う。 ------------- 映画は少しひねた主人公ヒロの成長物語として描かれる。彼と〈ベイマックス〉が,兄の死の真相を探り始めるところから,雰囲気が変わり始め,急にスーパーヒーロー物語になる。 それはまだいいのだけれど,事件の犯人,〈マイクロボット〉を盗もうとしていた実業家など,お話がちょっと複雑で,時系列どうなってるんだよ?というあたり,大人でも分からないってのは欠点だ。 ------------- 〈ベイマックス〉もアーマーをつけて勇ましくなるのはいいのだけれど,最初のヨチヨチ歩きの可愛さが消えてしまって残念だ。なんだか盛り込み過ぎていて,散漫になっていた。 子供たちもところどころで集中力を欠かしていて,話し始めていた。 ------------- タダシの友人・フレッドの父親ってあれだよね?,って思っていたら正解だった。さすがスーパーヒーロー映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.30 13:18:10
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