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2017.03.17
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カテゴリ:映画を観たよ
ジョニー・デップが出演している西部劇映画を観た。

〇ストーリー
大陸横断鉄道の建設が進む町に検事として戻ってきたジョン・リードは,荒っぽい西部の空気に馴染めない。だが保安官の兄を惨殺され,また恋心を抱いている兄嫁が誘拐されたことにより,どこまでも悪を追う仮面の〈ローン・レンジャー〉に生まれ変わる。そしてコマンチ族の悪霊ハンター・トントを相棒として,西部に正義をもたらす。

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”ジョニー・デップの”ということで大々的に公開され,〈パイレーツ・オブ・カリビアン〉に次ぐシリーズ作品として期待されたこの映画だが,アメリカでも世界的にもコケてた。そのまま1作のみの映画として,消えていくことは決定のようだ。

もともとはラジオドラマ,テレビドラマとして大ヒットした〈ローン・レンジャー〉で,僕でさえ”ハイヨー,シルバー”や”インディアン嘘つかない”という名ゼリフは知っている。

西部劇のリバイバルというのは定期的に試みられるのだが,さすがのハリウッドが頑張っても,なかなか上手く行かない。この作品も,かなり自信を持って公開したようだが,残念な結果となった。

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この作品は冒頭に〈ローン・レンジャー〉のコスプレをした少年が現れ,”大開拓時代”のアトラクションに入る。そこでトントと出会い,人形のはずのトントが昔話をする,ことで物語が始まる。

この不思議な設定は必要だったのだろうか?西部劇がアメリカでさえも当たらなくなっているのは分かるが,それにしてもこの2重構えの構成の意味は何だろう?

こうした物語にとっての第3者の導入は,解説者,視聴者の代理人,トリック,などいろいろ理由があるものだが,今回に限っては,その必然性が全く見えなかった。

西部劇の復活に関しては,伝統的な男っぽい冒険譚に”何かを足す”ということが通常のパターンだ。この作品は西部劇としてはオーソドックスなので,それを補うためにこの語りの構成を取ったのかも知れない。

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〈ローン・レンジャー〉を演じるのは,アーミー・ハマーで,『ソーシャル・ネットワーク』や『コードネームUNCLE』にも出演している伝統的なハンサムだ。

けれども圧倒的に存在感があるのは,トントを演じるジョニー・デップだろう。トントの変な演技こそが,この作品の重苦しい雰囲気にコミカルな風を吹き込んでいる。

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ラストの2台の蒸気機関車が並走するアクションは,目新しく,ひじょうに面白い構成になっている。これを観客に分かりやすく伝えていることが,この作品のクオリティの高さなのだと思う。

残念ながら,それ以外にはあまり光るところがない。続編がないのも,仕方がない。

日本では時代劇は定期的に製作されているが,アメリカでは西部劇は消えつつある。不思議なものだなあ。












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Last updated  2017.03.18 19:12:07
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