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カテゴリ:旅行でふらり
尾道から鞆の浦までフェリーで渡った。
駅前のポートターミナルで乗船し,しまなみ海道の新尾道大橋の下をくぐり,東にしばらく走ると尾道水道を抜け,松永湾に出る。そこから南下しつつ,陸沿いに走る。舳先に出てみると,風が気持ち良い。阿伏兎観音の岬をぐるっと回り,瀬戸内海に出たが,広くて四国は全く見えない。まるで大海原だ。1時間しないうちに鞆の浦だ。 このフェリーは,土日に2往復だけ運航していて,ひじょうに便利だ。これに乗るために旅行の日程を1日変更したけれど,十分その価値はあった。オススメだ。 ----------- 鞆に着くと古い町並みを抜けて,まずはチェックインだ。連日気温が35度あり,Tシャツに短パンだが,容赦ない日差しに汗をかく。 ただこれまでは観光をしてきたが,この町ではあまり観るところもない。〈歴史民俗資料館〉と〈いろは丸展示館〉を観ると,あとは海や古い建物を眺めてぼーっとしているだけだ。 ドラマ『流星ワゴン』と映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』は両方観たが,ここをロケ地にしていたとのこと。確かに常夜灯と雁木を備えた港は江戸時代からそのまま残っていて,映像映えする。 ----------- さらに鞆の沖では,〈いろは丸海難事故〉が発生しており,坂本龍馬の海援隊と紀州の船が接触して〈いろは丸〉が沈没している。町でもその資料館や,龍馬や紀州藩のゆかりの場所が観光地として残されている。 このおかげで姉のような歴史ファンも大喜びだ。 ----------- 東京からは交通の便があまりよくないので,再訪することは難しい気がするが,行けば今回と同じように優しく迎えてくれるだろう。 とても良い場所に行った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.02 18:07:50
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