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カテゴリ:映画を観たよ
Monster‐verse でのゴジラ映画の第2弾を観た。
〇ストーリー ハワイとサンフランシスコを破壊したゴジラが太平洋に消えてから4年,ゴジラを阻止できなかった組織・モナークは,さらなる怪獣情報を隠蔽しているとして批判が集まっていた。その最中,モナークの研究者・エマは怪獣の音声を分析する機械〈オルカ〉と共に,テロリスト組織へと裏切り,世界中の怪獣を目覚めさせ続ける。異星からの怪獣・ギドラが目覚めた時,怪獣の王の座を争うため,ゴジラがそこへと向かう。その後,2つの王の再戦はボストンとなるのだが・・・ ーーーーーーーーーーー 『怪獣大戦争』かよ,というほど豪華,というか過剰な怪獣の数だ。なにしろ登場する怪獣は18体で,正直全部が何なのかまで追いきれないほどだ。 ではこの映画が,ハリウッドの,アメリカの,物量戦略に任せて作られたインフレ映画かと思うと全く違う。18体の怪獣は過剰だったと思うが,ゴジラ,キングギドラ,ラドン,モスラに関しては,東宝怪獣ファンを熱狂させる見せ場をきちんと用意している,サービス精神にあふれた映画だった。 昔のゴジラ映画が好きな人は絶対行くべきだ。 ーーーーーーーーーーー Monster-verse の第1弾となった『ゴジラ』と同じく渡辺謙が芹沢博士を演じていて,相変わらずの渋い演技を見せている。 もっとも主人公は,元モナークの研究者・マーク・ラッセル,妻のエマ,そして娘のマディソンだ。彼らは長男・アンドリューを前回のゴジラ来襲で失い,ひどく傷つき,別々の道を歩んでいる。その和解がこの作品のテーマの1つになっている。 ーーーーーーーーーーー この作品での怪獣は,地球環境とのバランスを保つための存在”タイタン”として描かれる。本来はまだまだ深く眠っている存在だったが,エマ・ラッセルが開発した機械で強制的に世界中で目覚めることとなる。 さらに怪獣の王が2体いるという本来はあり得ない状況となり,地球の怪獣王の座を巡ってギドラとゴジラが激突する。主人公たちがその近くでそれに巻き込まれるという状況が頻繁にあり,毎回ドキドキさせられる。まあ,脚本だから。 ーーーーーーーーーーー それにしてもこの作品の脚本と監督,ゴジラ映画のツボを分かっている。周りの観客も同じところで苦笑したり,盛り上がったりしていた。 過去の作品へのオマージュとレスペクトがいっぱいで感心した。 そして次は,いよいよ髑髏島の王・キングコングとの決戦だ。果たしてここにギドラがどう絡んでくるのかが楽しみでしょうがない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.11 23:10:08
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