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2020.08.12
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カテゴリ:わくわく児童文学
カレル・チャペックの兄の連作短編集を読んだ。

〇ストーリー

町の近くの家に,こいぬとこねこは2匹で暮らしていた。2人のもとには,町の子供たちだけでなく,作家のチャペックさんも訪れる。2匹の暮らしは,ゆっくりとしていて,笑いに満ちている。


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最初の短編が一番シュールで,家を掃除するのに,こいぬをモップにしてあらい,こねこをぞうきんにして拭く,という状況だ。

かなりインパクトがあって好きな短編なのだが,それ以降はだいぶ常識的なキャラとなり,ご近所の子供たちを中心に遊んでいる。

絵本と絵物語の中間のような,ゆるい世界観で物語は展開する。気が良いこいぬと,しっかりもののこねこ,という紹介文もあるが,どちらかが相手を利用するということはなく,2匹ともとぼけた味わいを出している。


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この本が一家に一冊あったという時代のチェコは,きっと平和だったのだろう。こいぬとこねこという出自の異なる2匹が仲良く暮らしていたのだから。


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あとがきを読むと,ヨゼフとカレルの兄弟の作品が,岩波少年文庫で揃って刊行されたことは感慨深い。実際に図書館では,2人の作品が並んでいた。





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Last updated  2020.08.16 22:00:27
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