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カテゴリ:カルチャー
という題に惹かれて見てきました。
法王死去に伴って開かれるコンクラーベ(次期法王選出会議)で、まさかの新法王になってしまったメルヴィル枢機卿。
あまりのプレッシャーに耐えきれずローマの街に逃げ出してしまう。
初めは喜劇
最後は...。
枢機卿たちが「自分こそ選ばれませんように」と祈って他人に投票しているためになかなか新法王が決まらないコンクラーベ。
実際は「我こそは」と思っている者が多いらしいが...。
『天使と悪魔』に描かれているバチカンとも違う。
『ローマの休日』のロマンチックコメディとも違う。
ハリウッド映画にありがちな大団円ではない。
いかにもイタリア映画らしい、と言ってしまえばそれまでだが。
精神分析医が重要な役割を果たしているかと思いきや...。
最後はあれでよかったのか???
いろいろ考えさせられる映画ではあります。
しかし、主な登場人物に女性が1人しかいない!
じじい率異常に高し!
なぜか出てくるチェーホフ!
『かもめ』は重要なモチーフになり得るのだろうか?
精神分析に何の効果があるのだろうか?
なぜかヴィットリオ・デ・シーカを思い出してしまった。
ドタバタ喜劇ではない。
バチカンが気になる方にはお勧めです。
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Last updated
2012.08.16 23:26:16
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