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カテゴリ:つれづれ
台風26号の爪痕も癒えぬまま、27号がやってくるらしいとのこと。
確かに風が吹いています。
スピ系では「台風は浄化」とされていますが、
「浄化される側」の方を思うと、安易に「浄化だから♪」なんて言っていられないと思ってしまいます。
犠牲になる人たちを「そのことを含めてこの世に生まれてきたのだから」なんて言われてもねえ...。
なんとかの予言とか なんとか神示とか
恐ろしい災害があってほとんどの人が死んで、そして新しい世界へ! なんて言われても、 「よほど浄化の進んだ人」でなくちゃ次に進めない、などとなると 私なんかは淘汰組だな、と思ってしまいます。
アメリカがデフォルトになって今までの金融システムが解体するかもしれませんが、 私は「ただちに起こること」はあまり望んでません。
なんとなく今の状況でデフォルトになったら 1929年の大恐慌と同じになってしまい、結局しわ寄せが弱いものに来る、 という予想をしてしまうからです。
もちろん現在の金融システムは「闇の勢力」が握っているので、99%の人にとっては都合のよくないものになっていて、1%につきあっていたいわけではありませんが。
ただ、もっと穏やかな「覚醒」に至る道があるはずだと思うんだけど。 「支配層のシナリオ通りの未来」 「激しい浄化後の未来」 じゃなくて、もっと楽しくて穏やかに生きられる未来はないかな。
脱原発系、そしてスピ系ブログでも「災害に備えて田舎に移住すべし、少なくとも備蓄はすべし」系のことを述べているものもあります。
そりゃ~そうなのかもしれないけど、
急に田舎に行って働く場所が見つかる、というのは難しいし 備蓄、と言っても 「備蓄をするだけの金と置く場所」がなければどうしようもない。
今のまま災害が起これば 自動的に 「東日本の住民は死すべき定めで西日本の住民は選ばれし者」ということになります。
そして、多額の退職金をもらって海外に移住した、と言われる震災当時の東電幹部たちは 「生きるに値する者」で、
「チェルノブイリ級の汚染」になっている都民は「今の生活にしがみつきたいだけ」とかなると、 もはや何と言ってよいのかわかりません。
つくづく、人は勝手なことばかり言うものだな、と感じます。
災害が起こって覚醒するなら、震災後の日本人は全員覚醒してもいいはず。
やなせたかし死去のニュースで、かろうじて震災時のことを思い出したという人がどれくらいいるのでしょう。
忘れっぽい日本人は、第二次大戦で自らも、そして対戦国にも多大な犠牲を出したのに、すっかり忘れ、 震災で大変なことになって、そして今も放射能汚染は現在進行形で続いているのにすっかり忘れ、
こんな状況でドカ~ンと何か来て大丈夫か?
目覚める準備はできているのか?
ついつい老婆心ながら思ってしまいます。
台風が更なる被害をもたらさないことを祈るばかりです。
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