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昨日買い物に行ったついでに本屋に行きまました。
ウクライナ問題のコーナにいくつか並んでいた本の中に ロシアについて 司馬遼太郎著 ご存知歴史小説家のご本です。好きで何冊も読んでいました。 「坂の上の雲」(読んだ)や、「菜の花の沖」(読んだかもしれない)を執筆中に ずっとロシアのことを考え続け、そのなかでの思いを記したとあります。 まだ最初のところしか読めていませんが、ロシアという国の成り立ちについて記されています。 「外敵を異様におそれるだけでなく、病的な外国への猜疑心、そして潜在的な征服欲、また火気への異常信仰、それらすべてがキプチャク汗国の支配と被支配の文化遺伝だと思えなくはないのです」 「ロシアは全国民の35%も異民族をかかえている。ロシアの今日までの最善の政体は絶対君主制だと確信している。 なにがロシア帝国をつくったか。それはむろん無制限の独裁政治であった。無制限の独裁であったればこそ大ロシア帝国は存在したのだ。」 「また武力をうしなえば、クリム汗国のような最後をとげるという教訓を得た、」 この本に書かれている気になったところです。国の成り立ちがなんとなくわかります。 単行本になったのが昭和61年なのでそれ以前、まだソ連が存在していた時代に書かれていますが昔から変わらないのですね。不幸な成り立ちなんだなあと思いますが許される行為でないことは確かです。 気が向いたら続編があるかもしれないですが... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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