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 めいてい君@ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jan 2, 2012
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カテゴリ:事故・災害
 

 

   元旦の14時28分に地震国・日本をマグニテュード7.0の地震が襲った。

 

  とは言っても、震源は、「鳥島近海」、震源の深さは370kmである。

 

  丁度、地震に小生が気づいたのは、孫娘が風邪を引きながらも

来訪してくれて、エアコンの暖かい風に当たっていたときである。

 

  腰を浮かして椅子に座っていると、「あれ、地震かも!」と

思うような時がままあるが、今回は少し長かったので、

自分にも「地震だ!」 と確信が持てた。

 

  東日本大震災の時は、家が壊れるかも知れないくらいに、

4秒近く、「ガタガタ・ビシビシ」が続いたものであったのだが、

今回は「ガタガ・ガタガ」くらいで、長さも1/10くらいで終わり、

ホットした物だった。

 

   テレビは、どこもお正月番組の放送中で、おとそ気分なのか、

テロップがなかなかでてこない。

 

  通常なら、NHKでは公共放送の使命感で、「地震速報」画面に

即座に切り替わるのだが・・・出てこない。

 

  あっちこっち廻して、いや、ボタンを押して、「震度3」とでた。

 

 すこし大きかったのに、と思ったら、すぐに「震度4」に変更された。

 

  放送では、震源地は「鳥島近海」でマグニチュード7.0

地震の深さは370kmという。

 

  TV画像をみると、各地の震度が東北から関東にかけて

ずらっと「震度4」が並んでおり、近畿でも震度1、大島方面の

島嶼部は震度2が並んでいる。

 

  震源地を示す「」印を探したがどこにもない。

 

  深い震源なので「津波の危険はない」というから、警戒は不要なのだろう。

 

 

  音声では「鳥島近海」というので、まずはそこを探してみよう。

 

   まず、伊豆諸島の南方の先端近くに「鳥島」がみえ、東京都青ヶ島村とある。

 小笠原諸島の聟島付近に微小島「鳥島」が東京都小笠原村にある。

 

   「鳥島」は他にも、宮城県牡鹿群女川町(南三陸金華山国定公園内)、

宮崎県串間市(幸島サル生息地近く)、

鹿児島県肝属郡内之浦町(現在肝付町、

東大・鹿児島宇宙空間観測所の近く)、

沖縄県島尻郡N26°40′が日本地図にみえる。

 

   気象庁がよく使う台風情報で、小笠原諸島の「沖ノ鳥島」や

「南鳥島」は良く聴くから、そちらの方面の島であろうと思っていた。

 

  しかし、そちらの方面だと、富士火山帯の延長にある。

 

  いや、富士山は、伊豆半島だが昔は島であり、それが南方から

日本列島に押し寄せてぶつかり、そのエネルギーで噴煙を上げて

持ち上がった火山であり、いまは落ち着いて、あのように気高い姿を

見せているのである。

 

  決して死火山ではなく、活火山ではないものの、「休火山」で

お休み中にすぎないのだ。

 

 

  次に、WEBで詳しい発生場所がある表示を見つけると、

震源地は「鳥島近海」N31.4、E138.6 とある。

 

 これは、東京都青ヶ島村の鳥島(気象情報地)にあたる。

 

 「日本全図」に掲載されている。

 

  小生の地図(7百万分の一)で測ると、

東京付近から震源地の真上の鳥島までは8cmだから、

約560kmではなかろうか。

 

  日本列島を囲む海溝地図でみて、北海道沖は千島海溝、

三陸沖から東京湾付近までは日本海溝が走っており、

東京湾沖から南方に、ラマポ海淵(10,680m)が延び、

さらに小笠原諸島沖先からマリアナ海溝へと続いているように見える。

 

  九州からは、南方に向けて九州パラオ海嶺、また、沖縄方面に

向けて西南方に琉球海溝が走っている。

 

  このことから、ラマポ海淵の海底(海抜マイナス約11km)当たりから、

更に360km地下でのプレートの衝突が原因であろう。

 

  「ラマポ海淵」を調べていたら、マンガ小説だろうか

「サブマリン707F(フュージョン)」という、

次のWEBで示す奇っ怪な解説文がでてきた。

 

http://chikyu-to-umi.com/ozawa/707f.htm

 

  「海底一万メートル」の深海基地として面白いのだろう。

 

  昔々、中学生の頃に「海底二万マイル」という原子力潜水艦の

SF小説を夢中になって読んだことを思い出す。

 

  しかし、今回の地震で、富士火山帯が目覚めることが予想されるから、

今後は地震の発表、特に東大地震研究所の発表を注視したいと思う。

 

 ついでに、地球の構造を調べてみる。

 

 

      地球の構造:

 

 地球の半径については、赤道半径6,357km、極半径6,378kmである。

 

 地球の外側からの説明はあるが、小生には判りづらくて、

あえて解釈をし直して、中心から見ると、最大幅で想定して、

コア層が3,480kmの厚み(うち内核の厚み1,220km、

外核の厚み2,260km)、マントル層の厚み2,856km

(うち下部マントル層の厚み2,221km、上部マントル層の厚み635km)、

地殻層35kmではなかろうか。

 

 地球の中心から、最も遠く離れているのは、

エヴェレスト山頂(N38° 標高8,848m)ではなくて、

南米のチンボラソ山頂(S03° 標高6,267m)であるそうだ。

 

 上部マントル層には地表面から深さ100km付近に

地震波が低速になる「低速度層」(アセノスフェア)があり、

部分的に溶融しており、上部と区別される。

 

 上部のマントルの一部と地殻からなる層を「岩石圏」(リソスフェア)という。

 

 岩石圏は10数枚の「プレート」と呼ばれる板に別れている。

 

 「プレート」には「大陸プレート」と「海洋プレート」があり、

プレートは次々と「中央海嶺」で生産されてマントル対流で運ばれ、

軽い「大陸プレート」に重い「海洋プレート」がぶつかると、

境界で沈み込み、「日本海溝」のような沈み込みをつくる。

 

 海洋プレート底の年代は放射性元素の測定では、

2億年以内であるのでその期間に海底を移動して地球内部に沈み込み、

ひるがえって、大陸プレートでは現代から30億年

(安定陸塊や安定地塊・剛塊・クラトンと呼ばれるもののなかで、

最古のものは44億年)前に形成されている。

 

 残念ながら、われわれは、安定陸塊・クラトンではなくて、

地震国・日本に乗っかって住んでいることを忘れてはならない。

 

 海辺や低地で地震に遭ったら、津波が来ないうちに、

まずは20m以上の高台を探そう。

 

 山で地震にあったら、峡谷なら上に移動し、崩落する岩石を避け、

ダムの崩壊による洪水を避けようではないか。

 天災をハード面で阻止することはできず、

ソフト面の、自分で避難する「ノウハウ」を磨いておくことが、

せめてもの助けとなろう。

 元旦の地震は、マントルが流動(100km下)し始めるプレートの付近よりも、

さらに、はるかな下部(さらに270km下)で起きており、

低速地震波層を通過して、日本に到達したのであった。

 単なるマントルの流動による衝撃ではないかもしれないし、

だれにも原因は判らないが、「波動砲撃」が生じたのは間違いない。

 脳幹梗塞の小生としては、東大の地震研究所の研究予算を

増やしてもらいたいものである。

 

 






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Last updated  Oct 26, 2013 07:41:22 PM
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