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米国のInternational Investment Positionの2021年Q3(=7~9月期)の公表。 金融勘定が赤字の国、基軸通貨の米国は資本が最も豊かな国かも! 呆け頭にはよく解らない。
カテゴリ:北米地区
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PC画像 ★ 米国商務省経済分析局から2021年7~9月期の International Investment Position(IIP)が 12/30 22:30 JST に公表された。 呆けの小生は「経常収支」、「対外純資産」が多い方が、 国力があるように思っていたが、 資本の流れで見ると、(投下資本の流れの先をみると、) 魅力のある国とは言えないかもしれない。 なんせ、世界の主流は資本主義の国家・米国であり、 「基軸通貨を持つ国の強み」が勝り、 「キャピタルゲイン」は「基軸通貨の国」に流れるかもしれない。 「経常収支」、「対外純資産」などを幾ら貯めこんでも、 基軸通貨国(胴元の親分)の国でないと、 薄まった(通貨価値の下がった)お金を貯めるばかりで、 実入りはあまり期待できない(胴元有利の)「国際金融制度」 ではないだろうか? まだまだ、小生には判らないことが多すぎる。 1.米国 Net International Investment Position グラフ:単位=兆ドル IIPのマイナスは投資資金の流入であり、 流入資金は国内に流れる資本を豊かにする。 2.米国の資産(Assets)と負債(Liabilities) グラフ:単位=兆ドル 基軸通貨国の米国から対外に向かう資金より、 対内に向かう資金が多い方が国内の流動性は高まる。 3.資産勘定 (Assets by Category) 直接投資 Direct Investment 証券投資 Portfolio Investment 金融派生商品 financial Derivatives その他投資 Other Investment 外貨準備 Reserve Assets グラフ:単位=兆ドル 4.負債勘定 (Liabilities by Category) 直接投資 Direct Investment 証券投資 Portfolio Investment 金融派生商品 financial Derivatives その他投資 Other Investment グラフ:単位=兆ドル 5.2021年Q2のIIPの改訂(単位:兆ドル) 基軸通貨国の金融収支のマイナスは、 国内の資金が豊かな証拠である。 6.2021年Q3のIIP(単位:10億ドル) 2021年Q3末には16.1兆ドルの外国資金が 米国内にあることを示している。 7.詳細(単位:10億ドル) ★ <補論> まだ、発表までに時間があるので、 そのまえの2021年Q2(4~6月期)を記録して置きたい。 (1).2021年Q1のIIPの改訂(単位:兆ドル) (2).2021年Q3のIIP(単位:10億ドル) (3).詳細(単位:10億ドル) ★ 日本の国際収支(財務省、日本銀行) (1)経常収支 (2)その他国際収支 * * * http://www.kishimoto-office.com/lecture/Trade/trade_pp/2014%EF%BC%8D07.pdf ★ ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 1, 2022 10:43:00 PM
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