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カテゴリ:肩
今日来店されたお客様の症状です。右肩が90度付近で上げづらく、そこを過ぎると大丈夫との事です。診ると、上部胸椎がすごく前弯し、頚椎のカーブがあまりありませんでした。肩関節は上に上げる角度(外転の角度)によって使用する筋肉が違います。90度では僧帽筋が主に働くのですが、これが肩甲骨と背骨の間が縮まっている状態(肩甲骨内転位)の為、僧帽筋が縮まった状態で力が発揮できないのと、肩甲骨内転位から上方廻旋(じょうほうかいせん)へとの変化で肩に負担が掛かっている様でした。
ちょっと難しい話ですよね。ですが、皆さんもすごく胸を張った状態(肩甲骨と背骨を縮めた状態)で肘を曲げないで真横から腕を上に上げて見ましょう。すごく辛いですよね。まあ、こういった事ですね。このお客様も、物を持ち上げることが多く、前側の筋肉より後ろの筋肉が発達してこうなってしまいました。姿勢は良く見えるのですが・・・。 ですから、前と後ろの筋肉バランスを取り、胸椎の後弯をつくると楽になりました。 図は僧帽筋です。参考までに。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月22日 20時37分10秒
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