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2011.03.17
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カテゴリ:カテゴリ未分類

この時節

(この時期)

日本津々浦々

日本各地の小中学校においては

涙涙の感動的な卒業式が

挙行されているように想う。


我が家も御多分に洩れず

2人の息子のうち

本日は兄のほうの卒業式に

明日は弟のほうの卒業式に

それぞれ夫婦同伴で

出席させて頂いている。


今から3年ほど前

上の兄が小学校を卒業する折りに

ほとんどの保護者の方が

夫婦2人のカップルで

(両親揃って・夫婦同伴で)

卒業式に出席していらっしゃったのを見て

今回の息子達2人の卒業式には

夫婦揃って出席しようと

夫婦で話し合っていた。


本日は

上のお兄ちゃんのほうの卒業式に

大勢のご夫妻の保護者の方々と

夫婦で出席させて頂くことが出来た。


(明日の式典も

そのつもりでいるらしい。)


本日は式典後

下の弟クンを連れ

家族4人で久しぶりに外食し

ささやかな

お祝いの膳を

家族で温かく

囲んで来たのであったが

冒頭

大災害に見舞われた方々への

黙とうから始まった今日の卒業式は

3時間以上に及び行なわれ

男子78名

女子78名

計156名の卒業生達の

心に残る

思い出深い

式典になったように想う。


(卒業式の

男子生徒さんの服装は

学ランあり

スーツにネクタイありで

どちらかと言えば

簡素であったのに対し

女子生徒さんの服装は

制服がない

自由な校風の学校であることもあって

そのほとんど全員が

髪飾りも艶やかな

煌びやかな袴姿であった。)


今現在の子供達と言うのは

日本経済の復興と共に

学業を重んじ

より高い専門性を身につけるべく

日々勉学を重ね

学問に志す学生さんが

非常に多いように想うけれども

たとえ小学校しか出ていなくとも

松下幸之助のように

人物的に優れ

人間性に秀で

人間として卓越していれば

後世に名を残すように想う。


小学校を中途退学し

10歳で単身故郷を離れ

10歳で単身大阪に出て奉公した

松下幸之助と言う人の書いたエッセイに

目を通させて頂いていると

人間性と言うものが

学校などの学習環境だけで

身に付き

高まり

向上するものではなくて

その人間が

他者の生き方(生きざま)から

何かを感じ取り

自らが気付き

自らが工夫することを通じて

身に付くものであることを

改めて感じるようだ。


世界のナショナルブランドを作り上げた

松下電器の創始者として

松下幸之助の名が

広く知られていることは勿論だが

PHP研究所の創設者として

松下政経塾設立者(理事長兼塾長)として

世界を考える京都座会の発足者(座長)として

その名が広く知られていることは

知っているようで

なかなか

一般には

知識が浸透していないように想う。


彼の

数々の著書の中には

「素直な心になるために」

と言うタイトルの

名著があって

謙虚な心で

学び合う大切さを説いた

趣き深い箇所がある。


その部分のみを記憶に留め

下記に記し

記録に残してみたく想う。



(^^)



「お互い人間は、1人ひとり皆幸せになりたいと願って生きていると思います。そして、みんなが幸せに、明るく楽しく暮らしていくことのできるような社会をつくっていきたいと願っているのではないでしょうか。

ところが、現実の実際の社会、お互いの姿というものは、必ずしもそうした願いが十分に実現しているとはいえません。むしろ反対に、互いに不安とか心配とか悩みを抱いたり、悲しみや怒りや憎しみに心が激しく揺れ動いたり、不満やねたみで心を暗く沈ませたり、ということが日々、身の回りでも社会の各面でもおこっているのではないでしょうか。

なぜそういう姿がおこっているのかといいますと、個々には事情はいろいろあって一概にはいえませんが、結局は素直な心が働かないからであり、いいかえれば互いに不信感を抱いて非難し責めあったり、他を否定するといったようなことが多いからではないかと思われます。つまり、お互いに、相手が自分の考えに従わないから、自分の考えに反対するから、自分を軽視して認めようとしないから、自分の利益にならず害になるからとか、あるいは自分から見て明らかにまちがっているから、自分の気にくわないことをするから、などといった理由によって、相手を憎んだり非難したりするわけです。

もちろん、こうした姿は、人情からすれば、まことに自然なというか、いわばやむを得ない面もあると思います。しかし、だからといって、これをしかたがないといって認めていたのではいけません。というのは、そういった姿こそ、お互いに人間1人ひとりの悩みや苦しみといった不幸をもたらす場合が多く、みんなが幸せに暮らしていきたいというお互いの願いの実現を妨げることに結びついていくからです。

したがって、お互いに、相手が自分の気にくわないという場合でも、また相手がまちがっているという場合においても、だからといって、いたずらにその人を非難したり、憎んだりするのではなく、和やかに仲よくやっていくというようにすることが大切だと思うのです。

お互いが素直な心になれば、人や物事に対する好き嫌いがなくなってくるのでないかと思います。人間には感情がありますから、好き嫌いがあるのもやむを得ないことでしょうが、しかし素直な心が高まれば、そういう好き嫌いにとらわれなくなって、いわば一視同仁、公平無私といった考え方、態度になっていくのではないかと思うのです。

それに、もう1つ考えておかねばならないことは、相手がまちがっているというその相手の考えというものも、それは全面的に否定し排除されるべきものではない、ということです。つまり、どのような考えであっても、とり入れるべき何らかのものはもっていると思うのです。そしてそう考えるほうが、あらゆる考えを有効に生かしていく好ましい姿にもつながりやすいのではないでしょうか。

もちろん中には、自分は一定の方針を堅持しているのだから、この方針に反するものはいっさい否定するのだ、という態度の人もいりでしょう。この場合、一定の方針をもっていることということ自体はよいと思います。けれども、その方針と異なる相手を否定したり攻撃するということは、これは相手も一定の方針をもっているのですから、当然、争いというものに結びついてくるでしょう。

だから、われわれは、お互い人間はみな1人ひとりがともどもに幸せに暮らしていきたいという願いをもっているということを、正しく十二分に認識する必要があると思います。そして、そういう認識に立って日々をすごしていくことが大事だと思います。そうすれば、互いに不信感を抱いたり、誤解したりして、否定し憎みあうというような姿も、しだいに少なくなっていくのではないでしょうか。

だから、一定の方針をもっていても、それを堅持すると同時に、いいものは積極的にとり入れ、互いに学びあうという姿勢を保持していくことが非常に大切だと思います。お互いが謙虚な態度で学びあっていく、そういう姿の中にこそ、よりよき共同生活への道がひらかれてくるのではないかと思います。

そして、そういう謙虚な態度、寛容な心というものは、お互いが素直な心になるところから、おのずと生じてくるものだと思うのです。

したがって、お互いが、素直な心を養い高めて、日々の生活において実際に素直な心で対処しあうようになったならば、互いに寛容な心、謙虚な心をもって相手を認め、生かしあっていこうといった姿も生まれ、そこから共同生活の向上ももたらされ、1人ひとりの幸せも必ずや高まっていくでしょう。」


(^^)


そんなような

趣き深い文章であった。



他者と

和やかな心で接し

素直な心で

共に向上しようと説いた

名文であるように想えて

心に感心に

感じるらしい。


上記の意味する内容を

心の中にしっかりと刻み

心に掛けて行こうと

感じ入るようである。



(^^)



今回も

深い感謝の気持ちで持って

有難く

綴らせて頂くことが出来た。


(いつも

優しい眼差しで

温かく見守って下さる

あなたのお陰であるように想う。)


(^^)


かけがえのない命である

あなたと言う人間の魂と共に

上記の文章の意図するところを見つめ

その真の意味合いを心に刻みつつ

共に人間性の向上を目指して

日々努力を重ねて行きたく

想うようである。


(これからも

どうぞよろしく

お願い申し上げたく想う。)


(^^)


いつも

本当に

ありがとう!


(*^^*)








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Last updated  2011.03.17 17:18:06
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