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読。書。考。─トントロ日記

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2004/12/18
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「友がみな・・」の続編です。前作よりも取材対象の「普通さ」がアップしてるように感じました。
あくまで人の人生を静かに眺めるだけで、この作者は自分の意見を披露しようとしません。
読んでるとこっちはイライラさせられっぱなしなんですよ。
「そんなしょうもないことでグズグズしやがって」
「人に求めてばっかりじゃねえか」
「そんな詐欺まがいがお前の『仕事』か」

・・・なんて。

でも人生なんだ、って作者に諭されてしまう。

ともすれば他罰的になってしまう「他人の人生」への視線。特に今日では「家族」がその槍玉に上げられることが多いような気がします。


朝から晩まで働いたら「家事は奥さんにまかせっきり」
家事を完璧にこなそうとすれば「イエの奴隷」
老親の介護に尽くせば「社会福祉システムを遅らせる」
定年すれば「粗大ごみ」

・・・こんなのを真に受けてればまるで救いがないような気になるけど、そんなの全部無視していいんだ。
「良い」も「悪い」もあるもんか。
「人生」があるんだ。


本書に、作者自身のことについて書いてある章があります。
自身のインポテンツ体験を軽やかに書いたもので、一読したときははっきり言って異様な感じがしました。
それまで、作者のことを「観察者」として見てたからです。一人称は似合わない、と思った。

でもそれは間違いでしたね。
究極の「他人の人生」は自分自身なのかもなあ、と。

喜びは悲しみのあとに ( 著者: 上原隆 | 出版社: 幻冬舎 )





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Last updated  2004/12/18 04:46:23 PM
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