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2006年07月13日
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資料
――実態との比較

http://www10.plala.or.jp/shosuzki/edit/ippnw/controv.htm
 95年の国連癌統計が発表されました.湾岸戦争後3~4年目のことです.これによれば,イラク南部における癌発生率は89年から94年にかけて7倍に増加したとされます.アメリカ国防省は「イランとの戦争でイラクが使ったマスタードガスのせいではないか」と反論しました.

 このことで,劣化ウラン大量使用地域にガンが多発していることが確認されます.ひとつは権威ある国際機関の公式発表ということであり,ひとつは米国も事実そのものは否定していない からです.

 98年,バグダッドで,「劣化ウラン弾の被害」に関する報告会議が開かれています.報告によれば,被爆した兵士における発症率は,被爆していない兵士に対して,白血病で4.8倍,リンパ腫で5.6倍に達しています.また湾岸戦争後に産まれた子供達の間では,眼,耳,鼻,舌,性器などに変形,あるいは欠損といった先天障害が多発していることも報告されました.

 ところで95年~98年はイラクにとってもっとも厳しい年でした.サダム・フセインに対する国際的な制裁により物資は極度に不足し,幼児を中心に100万人以上のイラク人が死亡しました(ユニセフ発表).私の中東年表をご参照下さい.

http://www.tokyo-np.co.jp/feature/iraq/s040112T1526001.shtml
イラク駐留デンマーク軍がイラク南部で発見した不審な液体が入った迫撃砲弾三十六発について、同軍は十日、予備検査の結果、びらん性ガスの成分を検出したと発表した。英米の専門家がさらに詳しい鑑定を急ぐ。ただ、駐留米軍のキミット准将は、一九八〇年代のイラン・イラク戦争当時の砲弾である可能性が高いとの見解を示した。


http://home.hiroshima-u.ac.jp/heiwa/Pub/29.html
 なおバグダッドでは、2002年3月にも、劣化ウランに関する国際会議が開かれた。そこでは児童ガン発生率が、湾岸戦争をはさんで1万人分の4人から11人に変化したこと、新生児の先天性異常が4倍になったことなどが報告されたという(CADU, website, News 10; Pandra Project, DU Info Bulletin No. 44)。

http://home.hiroshima-u.ac.jp/heiwa/Pub/29.html
 さらに爆発したエアロゾルを吸入した場合に起こりうると王立学士院が考えた劣化ウラン吸入量でのガン発生率の増加率は、王立学士院によれば、表11のようになる。
  表11
 爆発したエアロゾルを吸入した場合の仮説的な劣化ウラン量によるガン発生率の増加(Royal Society, 2001, p. 13)
       中心的推定 250mg           最悪の場合   5,000mg
  致死的ガンの危険性 全体的損害  致死的ガンの可能性 全体的損害
肺  0.12%           0.11%       6.5%             6.1%
 ここで際立っているのは、劣化ウランが発揮する肺に対する放射性毒性である。

表15 モスル市の四病院におけるガン発生件数の比較(Al-Jebouri, Table 3をもとに筆者が作成)[19]
 (おなじ傾向がある)

表16 1995年から2000年のサラエボにおける各種ガンの増加(LLRC, “Cancer in Sarajevo”)
病名\年  1995  1996  1997  1998   1999   2000
合計     43    93    95   175   216    248

(サラエボ市の人口は4、50万人)

 これらのグラフを見ると、乳ガンとリンパ腫が、増加率においても、構成比率においても、バルカン紛争以後に高まっていることがわかる。
・・・
 1998年会議の内容には・・・吸入、肉の摂取、牛乳の摂取、外部被曝のそれぞれで、バスラとズバールという町では87.4、0.25、0.20、0.13mSv、サフワンでは173.5、0.51、0.39、0.27mSvの放射線量が推定されるという。そして15歳以下の幼児・児童が、総量の70%を浴びたという
・・・
 不必要な効果で敵を害する兵器は、禁止されているからである。したがって諸国は何の制限もなく劣化ウランを自由に軍事利用できるわけではなく、劣化ウランが「毒を施した兵器」ではないこと、そして「不必要な苦痛を与える兵器」ではないことを、証明しなければならないのである。

、「付随的損害」が過度であるとは言えないような場合でも、なお攻撃決定者は、その劣化ウラン兵器を使用する攻撃の「付随的損害」を「最小限にするため」の「すべての実行可能な予防措置」をとる義務を負う。

 現在でもユーゴスラビア連邦のモンテネグロでは、UNEPと協力しつつ、しかしNATOからの直接的ないかなる情報もなく、劣化ウラン除去作業が行われている(Simons)。

また対人地雷禁止条約の成果を評価する際に問題となるのは、結局は米国、ロシア、中国などの最大の地雷生産・使用国が条約に加入しなかったことである

(日本でも乳ガンは増えている。食生活が、援助の結果、あるいは家庭・地域の崩壊によって、先進国的にな
った結果ではないかとも想像する。)


http://homepage2.nifty.com/mekkie/peace/iraq/nuclear/004.html
サンフランシスコ・クロニクル紙 2003年1月13日
ロバート・コリエ
ウィザム医師やイラクの医療機関それに多くのアメリカ活動家たちが、1991年の湾岸戦争と1998年のバグダッドとその他の都市を襲ったミサイル攻撃の際使われた劣化ウランを含むアメリカ軍の兵器のせいだとしている。また、それらはボスニア、コソボ、セルビアでも小規模ながらも使用され、1991年湾岸戦争時のアメリカ軍復員兵50,000人から80,000人が冒された湾岸戦争症候群という原因不明の病気の原因であると主張している。

(この数字は正しいのか?ウィキペディア(Wikipedia)では「米兵約70万人のうちの5000人から8万人が」とある)

 イラクの健康統計によれば、最近の健康障害増加はアメリカ軍に攻撃された地域、バグダッド、その南部港湾都市バスラ、北部都市のモスル、キルクークと一致している

(これをイラクのキャンペーンと無視するかどうかが立場の分かれ目だろうな)

 イラク政府によれば、イラク全土で1990年以来子どものガンは5倍、生殖器異常出産と白血病は3倍に増加している。イラク国民全員ではガンは38%増加になっている。


http://www.janjan.jp/world/0409/0408318541/1.php?page=2&action=table
 はじめに、アサード医師は湾岸戦争当時の状況を話した。攻撃ミサイル800発のうち300発がバスラ地域に落とされた。それも人口が密集している地域に。病院も攻撃対象になった。それから「環境汚染」がはじまったと話す。その他にも、経済封鎖があったので食糧危機になり、水や電気などインフラの不足が加わった。収入減などが続いて生活の危機を抱えたまま今日に至っていると語った。

 そして、今日のテーマ「劣化ウラン弾における健康被害」について話しはじめた。劣化ウラン弾のターゲットは都市部だった。放射能が撒き散らされ、風や雨で拡散しそれをイラク人が口にすると言う構図になった。

 「劣化ウラン弾の環境汚染」はひどく 、放射濃度は空気が7倍、土は1000倍と、湾岸戦争から10年以上たった今も高い。この10年で成人のガン発生率が10倍に、死亡は19倍へ。家族みんなにガンが発症したケースが58家族。一人の人間に、二重三重の重複ガンが発生しているケースもある。このごろは、ガン発生が若年層へ移っていたり、原因不明の腎機能不全などの病気も起きている。

 バスラでの成人ガン発生率を年代で比較すると、1980年が11人/10万人だったのが2002年には123人/10万人に、死亡は1981年34人に対し2002年は650人と大幅に増加している。ガンの50%が白血病で、心疾患は7倍になっている。
バスラの人口は150万人、発生数は10年累積で7,8000人か。


どっかのキャンペーンサイトにあったが、
ある記者がある町の人から
「三分の一が町を出て行って癌で死んだ」と聞いたとか。
それが本当なら、すごいニュースとして有名になっていなければおかしい。
裏付け調査をしていなければならない。
たぶん、
「町を出て行った人が三分の一、&出て行った人が癌で死んだと聞いた」 あたりだろう。


http://www.nodu-hiroshima.org/document/siryou20.htm
 ジャワッド・アルアリ博士は、バスラ教育病院のガンの専門家ですが、1991年の戦争から変わった要素は放射能だけだと記録しています。彼の13人のスタッフは、病院の地区が爆撃されたときにいたが、いまやガン患者です

(重要なデータのわりにとってつけたような扱い。しかも煽りのメーリングリスト。表現の嘘くさい

http://www.jca.apc.org/DUCJ/DU-kekoku.html    2003年5月
 バグダッド市内およびバグダッド南郊の街の何カ所かで、測定値3ミリシーベルト/時(mSv/h)から10ミリシーベルト/時が計測された。バックグランドが0.1ミリシーベルト/時であるとして、通常の30倍から100倍にあたる。これは、藤田祐幸慶応大学物理学教室助教授が、コソボやボスニアで測定した線量とほぼ同じレベルである。
・・・・・・
 計測されたのは、米軍A-10攻撃機(U.S.Air Force A-10 attacker )による攻撃を受けたバグダッド市内にある官庁の建物内と、炎上したあとの、ある路上に放置されたままのイラク軍戦車だった車は、米軍ヘリコプターアパッチ(AH-64D Apache - Attack Helicopter)による攻撃を受けたものから最も高い数値が出た

 (計測値がうろ覚えのでたらめだと思われる。
 劣化ウランの接触線量率は約 2 mSv 毎時というから、それを超える数値は考えられまい。あるとすれば大比率の放射性廃棄物が混ざっていて、破片が見るからに散らばっているぐらいだが、ねえ。
 決定的な部分、『バックグランドが0.1‘ミリ’シーベルト/時』というとんでもない非常識の出典は、以下の勘違いだろう)
 (http://www.ureruzo.com/inspector.htm 『当社事務室のバックグランドを計測しました。インスペクターで0.11‘マイクロ’シーベルト/h』)


http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~kameyama/JSAOKleaflet1.pdf
 琉球大学理学部 矢ヶ崎克馬
 バスラの癌性の患者。
 「ウラン汚染地区」と測定データも示さず書いている比較表があるが、これではあてにならない。
 この数字は、愛・蔵太氏が去年批判しているデータだ。今回私も、詳しく計算したが。

 ウランの害の根拠としてウラン微粒子を上げているが、ウランの塊自体は問題でないかのように無視しつつも、ウランが何トンばら撒かれたとかを重大状況として書いている。もちろん桁違いにばら撒かれたなら問題なのだが、それでもそれは放射能被害ではないはずだ。
 α線は吸収密度が高い、というだけでは、その細胞は死ぬだけだ、とか、どれぐらいの桁が実際に影響として届くのか、ということが抜けている。

 2004/1のレベルではこんなものかな。
 まあ、アメリカの砲撃で虐殺されたというべき沖縄県人なら(戦後移住者かも)、ありそうな感情だが。



目次 ウランと放射線とガン
 








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最終更新日  2006年07月13日 20時01分33秒
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