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2006年07月14日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
  
兵士に生じた症状

 一般人とは違って、兵士の被害はずっとあっていい。
 ウラン弾の被害という話は、アメリカ兵の湾岸戦争症候群から始まっているはずだ。

  アメリカ大使館では、湾岸戦争でウラン弾の破片を身体に入れたまま生活している33人の元兵士がいる。尿中でのウラン濃度が高めな以外は、ウランによるような症状はない、と。
 しかし、これは当たり前なのだ。
 人間の中に異物が入るなら、1mm程度のゼリー状の保護膜が生じる。
 ウランの場合、α線が通過できるのは40μ、β線で1mm内、γ線で4~・・20mm(最大200keVだったとして)ぐらいかな。α線とβ線は膜で止まるのだ。
 エネルギーの殆どはα線とβ線であり、しかもγ線は吸収密度が低く穏やか目に働く。
 つまり、γ線の害は、活性酸素の害などと似たようなもの・程度だ。
 
 骨髄細胞の近く、生殖器の近く、などなら影響があっていいが、破片がどの位置に来ているのが何人いるのかわからないのでは、データにならない。
 こんなことは専門家があつまればわかっていいはずだから、アメリカはうさんくさい
 (私がこのウラン弾のことを引きずり始めたのは、このアメリカのぺてんな説明のせいなのだった)

 湾岸戦争症候群は、数値的によくわからない。
 アメリカ軍はあやふやな調査しかしていないらしい。
 イギリス軍はちゃんとした調査をしているらしいが、その結果はウランの害を示していないらしい。
 しかし、それならなぜアメリカ軍兵士の症状として問題が語られるようになったのか、理解できない。


 旧ユーゴに派遣されたイタリア兵に白血病が2~4倍生じているという話もあるが、しかしもとが少なくて感染によって生じることもある病気なので、この程度で現地に有害物質が蔓延しているとも言えない。もっとも人口移動で白血病が生じるというのは、あまり証明されたことでもなかろう。少々近いデータが出たことがあったとしても。



湾岸戦争症候群
湾岸戦争症候群とは - はてなhttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%CF%D1%B4%DF%C0%EF%C1%E8%BE%C9%B8%F5%B7%B2
湾岸戦争症候群  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BE%E5%B2%B8%E6%88%A6%E4%BA%89%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
 湾岸戦争に従軍した兵士に集団的発生した白血病・癌・脱毛症・痛み・疲労感・記憶障害などの症状の総称
 帰還兵のみでなく、出産異常や子供たちの先天性障害の多発が報告されている
 湾岸戦争終結後、帰還した米兵約70万人のうちの5000人から8万人が、症状に差はあるものの、疲労感・痛み・記憶障害・倦怠感や関節痛などの症状を発症した。
 また癌や白血病、子供の先天性障害が多発したとの説もあるが、根拠となる明確なデータが明らかにはなってない。

 原因としてイラク軍が使用した化学薬品、神経ガス防御用に米軍兵士に強制投与された試薬ピリドステグミン、防虫剤DEET、油田炎上や大量の石油流出による大規模環境汚染、劣化ウラン、などがあげられている
 原因としてイラクの生物・化学兵器や伝染病、殺虫剤、油田火災の黒煙などが挙げられていたものの、国防総省は、イラクによる生物・化学兵器の使用を否定していた。しかし、その後の国連による調査で、イラク南部の兵器庫にサリンが貯蔵されていたことが判明した為、1996年に米兵が被曝した可能性を認めた。
 だが、神経ガスの防御用に強制投与された試薬や生物兵器用の予防接種、油田の火災や大量の石油流出による大規模環境汚染、米軍が戦車の砲弾や装甲材に大量使用した劣化ウランによる放射線被爆など、他にも様々な原因が挙げられた。
 が、しかしこれらの暴露はどれも原因や病気に結び付けるには無理があり(たとえば神経ガス対策に投与された薬は臭化ピリドスチグミンという重症筋無力症の治療薬であり、この薬を投与された人で同様の症状が起こっているという報告はない。他の説も同じである)、
 疫学調査は暴露集団において原因となる物質への明確な暴露も、これらの人々の間における死亡率の増加も見出していない。

 また症状が上記のように、注意力低下や記憶障害、不眠、鬱、頭痛等の客観的に判断しにくいものが大半を占め研究を難しくしている。

 雑誌LIFE1995(平成7)年11月号で紹介される
アメリカ下院の小委員会では、劣化ウランとの因果関係を検証する公聴会を開催

( ガンの発症メカニズムはまだ不明。また各種の原因物質が何を起こし何を起こさないかということもまだほんとはわかっていない。)



減損ウラン


 ウラン弾に減損ウランが混じっているという疑い。
http://chronoflyer.ddo.jp/~trinary/plus/iaea/duqaa_ja.html
 劣化ウラン中の U-236 と Pu-239/240 の存在はUNEPの主導で2000年11月にコソボで行われた調査で収集された貫通体の分析によって確認された。貫通体に含まれる U-236 の放射能濃度は 60,000 Bq/kg のオーダーであり、プルトニウムの放射能濃度は 0.8 から 12.87 Bq/kg の範囲にまたがっていた。
 
 U-236 と Pu-239/240 は、自然界にない原子炉放射性廃棄物である。
 ウラン自体の放射能は、15,000Bq/kgなので、U-236によって四倍になっている。やたら高いといえるだろう。測定が正しければ、まったくアメリカの管理はでたらめだ。
 しかし四倍では、1mgを吸引してもラドン泉の住民と同じ程度だということになる。その住民に特別の兆候は見られない。

 もっとも、たまたまこの程度だったのかもしれない。
 減損ウランの混入比率は、アメリカのある向上でときに40%に達したことがあるという番組があった。朝日の深夜だから疑わしいのだが、アメリカは劣化ウランと廃棄物の減損ウランを分ける思想がもともとないので、いいかげんなときにはどこまでも比率が高くなっても当たり前だ。

 以下の資料の数字をそのまま信じるなら、いい加減も度が過ぎている。
 ただ、表現の微妙なところをつっつくと、数字があやふやに思えてくる。原文がわからないのが限界。
http://www.geocities.jp/aobamil/kanchousitu/DUsono3.html
「実験動物や、亡くなった方の解剖の結果では、気管周囲のリンパ節から高濃度のアクチナイド(原子番号89-103の元素)が検出されました。直径0.5マイクロメートルのアクチナイドが発するアルファ線およびベータ線の量は自然放射線の10倍に達すると計算され、・・・よって、劣化ウランによる健康被害を正確に推定するには、リンパ節などからの内部被曝の影響を正確に計ることが必要と考えられます。」



目次 ウランと放射線とガン
 




  





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最終更新日  2006年07月14日 21時29分09秒
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