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カテゴリ:時事ネタ
今朝もTVでやってたので、ちょっと興味を持って見てたニュースです。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china_economy/?1178108450 中国に石景山遊楽園という大規模遊園地があるそうなんですが、これがまた見事なまでのパクリぶり。 シンデレラ城っぽいランドマークや、各種アトラクション、園内を練り歩くキャラクターまで。 TVで見たのは、ミッキーっぽいのやら、ドナルドっぽいのやらのDisneyキャラもどきに加え、ドラえもんっぽいのとか、キィティーっぽいのまでおりました。 お土産品もそのキャラで堂々と売っている模様。 それぞれのキャラがデットコピーではなく、微妙に変わってる(しかもチープな方に)のがご愛嬌というか、一応の対策の後なんでしょうか。 支配人のインタビューもありましたが、”あれはミッキーじゃなくてネコのキャラクターだ”と、仰られてました・・・ しかしながら、これが国営の遊園地だっていうんですから、驚きです。 中国で知財意識が浸透するのは、まだまだ先なんでしょうねぇ。 もともと、知的財産なんてものは、どちらかというと欧米の文化。 アジア人には、本来馴染みが無い文化の気がします。 日本でも、今でこそ知財立国だ、なんていってますが、こういうまでに何十年かかったことか。 中国は、最近WTOに加盟したばかりですから、知的財産の遵守が浸透するにはこの先、2,30年はかかってもおかしくないような気がします。 そう考えると、私の会社は、これからは中国だ、といって中国出願を増やしつつありますが、果たして特許をとったところで、何かの役に立つのかな・・・と思ってしまいます。 中国でも、特許の寿命は出願から20年なので、この先20年は知財意識が浸透しないとなると、今出す特許は、今の中国の状況だと、模倣されまくりな気がしますし、そして、その特許には差し止め効力はほとんど無い気がします。 まあ、それでも、特許が無くては言うことも言えないので、とりあえずは出し続けるんでしょうが、結局それは中国に実利を取られることを止められなし、むしろ助長することにもなる・・・ う~ん、ジレンマです・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.03 11:52:34
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