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2017年07月03日
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カテゴリ:百家相論
「連中は狂っている」。イラク北部アルビル中心部から車で約40分。ハジール避難民キャンプで暮らすアブドルジャバ・ビラルさん(46)が吐き捨てるように言った。

 キャンプの約40キロ先は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦が最終盤にさしかかったモスルだ。モスル市内の病院の職員だったビラルさんは今年3月、「3日後にこの病院にいたら殺す」とISの戦闘員にいわれ、その2日後、一家12人でこのキャンプに逃げてきた。

 キャンプには幅5メートル、長さ10メートルほどのまぼこ型のテントがびっしりと並ぶ。7000のテントに約4万人が暮らす。熱風が体を包むような猛暑。50度まで気温が上がる日もあるといい、多くのテントに冷房がついていた。

 ビラルさんたちのテントの中はビニールシートが敷かれているだけで、家財道具はほとんどない。2つのテントを与えられ、明日をも知れぬ厳しい暮らしを続けている。

 「逃げるときにISの狙撃手の姿が見えた。自宅は逃げた後にISに占拠され、空爆で破壊された。ISは最初は本性を隠していたが、徐々に住民を殺害し始め、どんどん自由を奪っていった」

 一家は非政府組織(NGO)などが無料で配給する食料の半分を売って、現金を蓄えているという。「お金がなくて教科書が買えず、キャンプの中にある学校には通えない。けれど、勉強して将来は先生になりたい」。そばにいた息子のアブドラ君(13)が話した。






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最終更新日  2017年07月03日 18時59分10秒
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