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カテゴリ:百家相論A
内閣支持率低下の安倍晋三首相「めげずに頑張る」 10年前「一度死んだ人間」 どん底経験 消えぬ闘志
「なかなか厳しいけれど、内閣支持率が約35%あればまあよかった。これにめげずに頑張る」 安倍晋三首相は産経新聞社とFNNの合同世論調査で内閣支持率が34・7%と第2次安倍内閣後、最低となったことについて周囲にこう語っている。 支持率の低下は野党を勢いづかせ、自民党内での求心力を弱める。国内政治の不安定化は、日本の国際的影響力も沈下させる。民心が離れつつあると見れば、メディアは政権批判をエスカレートさせていく。 8月3日に内閣改造・党役員人事を断行しても、選に漏れた閣僚候補らには不満が残るうえ、衆院解散・総選挙という首相の最大のカードも事実上、封じられたも同然といえる。 第2次内閣以降、最も苦しい局面にあるのは事実だが、安倍首相は初心に立ち返り、緊張感を持って一歩一歩前に進んでいくしかないとの心境なのだろう。 「くたびれるねえ」 安倍首相は周囲にこうこぼすこともある。ただ、意気消沈しているわけではない。持病の再発などで10年前の平成19年9月に退陣した際はメディアに「政権放り出し」とたたかれ、政治的死者とも呼ばれた。国民の目も厳しく、面罵されることも多かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月28日 18時29分29秒
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