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カテゴリ:百家相論A
二重国籍より内ゲバが致命傷に?民進党”蓮舫代表”とは何だったのかさらに妙な記者会見だった。
民進党代表の蓮舫氏(49)が、唐突に党代表を辞任することを明らかに。既視感(デジャヴュ)に襲われたのは、数週間前に同じような会見を目にしたからか。 言うまでもなく<二重国籍>釈明会見のことだが、蓮舫氏は自分が違法行為をやっていたにも関わらず、被害者気取り。戸籍を一部公開したことに対して「サベツだ〜〜」と喚く人たち(注1)の尻馬に乗って、反省や出処進退が明らかでなかったことを批判した(注2)。 そして今回。ようやく責任を取るのかと思えば、「二重国籍問題が原因で辞任するのか?」との質問に、 「まったく別次元の問題」(蓮舫氏) と、カエルのツラに何とやら。さらに、 「前回の会見でも申し上げたが、(戸籍を出すよう要求されるのは)私で最後にしてほしい」(蓮舫氏) ……要するにまったく反省していない(注3)。ゆえに代表を辞任するのも違法行為への責任とは関係なく、党内の政治闘争という見方が強い。何せ党首からは降りるが、参院議員ではあり続けるというのだから。 ■国民の信頼を失った蓮舫の”真の出直し”とは? 「そもそも二重国籍への釈明をしろ、という声も民進党内から出てきた。所属議員の離脱が続発し、都議選惨敗の責任を問う声も強い。ゆえに前回の会見と、野田佳彦幹事長(60)ら自分以外の執行部を切り捨てることで、身内からの批判から逃れる算段だった。ところが党内の<反・蓮舫>の勢いは、まったく収まらなかった」(政治部記者) 以前の蓮舫氏の狙いとしては、体勢を立て直したのちに衆議院へくら替え。本気で政権交代、つまり首相の座を狙っていたと思われる(注4)。ところが、この公算の<勝ち目>が思ったよりずっと低いことに蓮舫氏が気づき、党首の座を投げだし、参院議員の立場だけを確保したのか? どちらにしろ蓮舫氏が本当にやり直したいのならば、長年の違法行為に対するケジメとして議員辞職すべき。そして反省した上で、疑惑を持たれない形で再度出馬すればいい。 ——しかし、そんな単純な追及も出ないまま蓮舫氏の党首退任会見は進んだ。二重国籍問題も「サベツですよね〜」というトーンで、全体的に<功労者・ヒロインの退任>というムード。安倍晋三首相(62)や菅義偉官房長官(68)には証拠も無くインネンを付けている類いの記者たち(注5)が、優しいことといったらない。蓮舫氏に反省が無いのも、こうした逆差別的なメディア環境にも一因があるのだろう。 偏った応援団に囲まれて、自分に酔いしれているうちは出直しが遠い。 「(今後の仕事として)わが国の長い伝統を守り、変えるべきところは変えつつ継承していきたい」(蓮舫氏) 今もって聞きたい。わが国って、どこの国ですか? (注1)喚く人たち…選挙妨害をして、安倍首相に<こんな人たち>と呼ばれた人たち。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月29日 13時55分10秒
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