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カテゴリ:百家相論A
火力依存8割超のリスク 危うい日本のエネルギー
私たちの暮らしや産業に欠かせない電気。その供給をめぐる実情は、2011年の東日本大震災以降、アンバランスで危うい状況が続いています。原子力発電の比率が大きく低下した結果、火力発電に過度に依存しているのです。 普段よりも電気を多く使う夏を迎え、この現状について考えてみました。 Q 火力発電の比率が高いと、何が問題なのですか? A 日本の電源構成をみると、2016年度は火力発電が約81%を占めました(図1)。震災前の10年度は約62%だったので大幅に上昇しています。この比率は、私たちの生活や経済が大混乱に陥った、オイルショック当時を上回っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月30日 16時39分35秒
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