ホメオパシーとアロマセラピー
オーストラリアIFAのジャーナル"Simply Essential"の2005年9月号、通算56号に興味深いリサーチが載っていたので、自分への記録の意味も含めて書いておきたいと思う。---------------------------------------------------------------------テーマは「同じ植物から作られるエッセンシャルオイルとホメオパシーの併用は効果的か?」リサーチャーはSandra Rodden。アロマセラピストとして、パートタイムで働きながら、ホメオパシーを学んでいる。例として取り上げているのは、エッセンシャルオイルは"カモミールジャーマン"ホメオパシック レメディは"カモミラ"。植物名:"Matricaria recutita" または"Matricaria chamommilla"1]まず使用法の対比。 H)ホメオパシーのバイブル"オルガノン 6th edition"にて、次の2つの使用法がかかれている。 1.リキッドレメディを鼻から吸入することで、呼吸器系に影響を与える。 2.レメディを肌に直接こすりつけて使う。 A)アロマセラピーでは、エッセンシャルオイルをベジタブルオイルで希釈、肌に塗って使用することは、マッサージをはじめ一般的である。2]濃度の対比 H)1/10(Xポテンシー)、1/100(Cポテンシー)、1/50000などの濃度で使用。 A)マッサージはボディには3% Davisによるサトルアロマセラピーでは0.5~1%で使用する→ホメオパシーでいう1X,2Xに近い。 Woewood(フレグラントマインド著者 英著は他にもいろいろある)は、エッセンシャルオイルの波動を水に転写して使用する。3]Law of Simibars (似たものが癒すという法則) H)like cure like A)カモミールジャーマンの生花は、皮膚炎を引き起こし、そのエッセンシャルオイルは肌の炎症を鎮静するとされている。4]Vibrational Therapy (波動療法) A)エッセンシャルオイル2種類をブレンドして使用するのと、同じ2種を時間を空けて使用するのでは、前者がより効果的である。 Davisは「サトルアロマセラピー」の中で「フラワーエッセンスとアロマセラピーは波動が違うため、補完的に使用できる」と述べている。5]効能 H)カモミラ イライラ、怒り、敏感、冷え性 → アロマより具体的 A)身体の症状と感情には相関性があり、エッセンシャルオイルは、その両方をトリートメントしている。(Price "Aromatherapy and your emotions) 以下の症状は、ホメオパシック レメディ、エッセンシャルオイル共通に効果的とされる症状。 胃-痙攣、痛み 怒り-激しい、深い、鎮静 PMS-怒り、痙攣 歯痛 炎症全般 肌-赤み、痛み6]その他共通している内容 1.薄く希釈して使用する 2.健康な人に起こす影響を元に使用する(プルービング) 3.カウンセリングにより一人一人に処方 4.レメディ/オイルとパーソナリティの似たものを処方 5.嗅覚、傾向、肌から摂取7]結論 ホメオパシック レメディとエッセンシャルオイル(この場合主にSubtle Aromatherapyとしての)は、Vibrational Energy(波動エネルギー)として大変似た方法で使用されるが、違うレベルに働きかけるものとして、補完的に使用できるのではないか? ----------------------------------------------------------------------まだまだ、奥行きの深いものとはいえませんが、この手の内容については情報が少ないのが現状です。私自身、これまで、エッセンシャルオイルとハバールメディスンの関連には興味を持っていたのですが、ホメオパシーとこんな風にまとめられると、とても分かりやすくていいです。し、益々興味が湧いてきます。「ホメオパシック レメディは、香りの強いエッセンシャルオイルの近くに保管しないように」と言われるので、つい、"アロマセラピーとのは併用できないもの"、"相性の悪いもの"と思いがちでしたが、波動の面から考えるなら、ホメオパシーもアロマセラピーもフラワーエッセンスも、上手に組合わせて使っていけるのかもと思います。リサーチャー自身、今後も研究を続けたいと括られていたので、続報を楽しみにしています。