カテゴリ:W杯
今回のW杯を見ていて思うのは、これまでの大会でこんなにPKがあったかなぁ、ということです データを持ったり分析していないので確かなことは言えず、あくまで私の感覚なんですが、多い気がする 私は自分が応援しているチームがPKで決勝点を挙げてほしいとは思わない。エリア内のハンドや露骨なファウルなど明らかなPKなら、そんなことはないのだけど、大概の場合、PK判定というのは微妙なもの。シミレーションという反則と表裏一体にもなっていて、最後は審判がどう判定するかになっているので、選手が審判を取り囲んであーだこーだとなって、試合後は監督による判定批判、時によってはメディアも一体となっての判定批判となって、実に後味が悪い またPKというのは得点の可能性が極めて高いセットプレーなので外した場合は、ジーコがイタリア戦で外したように歴史になってしまう。トッティにシミレーションの反則を与えて退場させた主審などは、イタリアで国をあげての悪者になり、決勝の審判は該当地域同士は避けるというルールを急きょ変更。欧州の審判がジャッジするという顚末を招いた。またそこからがイタリアらしいところだが、後にバラエティー番組にこの主審を招いて、カードを出すポーズをさせ、その瞬間、上から水が降ってきて主審が水浸しになるという演出があったとか(ノコノコと海を渡ってスタジオにやってくる主審の方も方だが) だからPKが決勝点になったりすると、なんだかなぁ、という気分になってスカッとしない おそらく開幕戦で重要な場面でPKが与えられたことで、各主審がPKのジャッジを下しやすくなったのではないだろうか? ドイツとポルトガルの試合も大差になったひとつの要因は先制のPKで、その後も追加点をとられたポルトガルのペペが、イライラしたのか、ミュラーに頭突きをお見舞いして一発レッド。守備の要を欠いたことで、勝敗は決まってしまった。ペペという選手はRマドリーでも、数々の「荒れた行為」をすることで知られる、名物選手だが、たった3試合しかないW杯の1次リーグでこれをやってしまったのではチームメートもドッチラケだろう。この組はドイツ、ポルトガルの他はイラン、ナイジェリアという完全な2強の構図で、初戦の勝敗にかかわらず、ドイツとポルトガルが抜けるだろうと言われていたが、出場停止による戦力ダウン以上に、チームの士気に与える影響は大きい。どうなるか分からないと思う それにしてもCロナがボールを持つ度にブーイングが起きていたらしい。どうも世界中でメッシ=善玉、Cロナ=ヒールという図式が出来上がっているようで、ブラジルでもそうなのか、と変な感心をしてしまった
と書いたら、ベルギー×アルジェリアも先制点はPK! でアルジェリア。もっともこれは明らかなファウルだけど でも逆転勝ちのベルギーってタレントそろいだねぇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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