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秋の空は、白い雲が高く、泡のようです。ここは海の底…と感じました(*´ー`*) 夕方、職員室にいる時に… 《トゥルルル~トゥルルル~♪》 私の携帯電話です(・∀・) 私「はい、もしもし・・・( ゚ o ゚ *)」 担任の先生「私、○○小学校の△△です。りん君のお母さんですか?」 イヤ━(*゚◇゚*)━ン …りん君の担任の先生から電話が… 私「(:゚;▽;゚:;)はい、いつもお世話になっています。あの、何かありましたか・・・?」 担任の先生「下校中に、2年生の子が手提げバックを溝に落としてしまったのです。 それをりん君が拾ってくれたと、名札を見たその子のお母さんから、学校の方へお礼の電話があったのです。」 私「…(*´▽`*)そうですか・・・そんなことが・・・」 担任の先生「溝の中へ入って拾ってくれたので、りん君、汚れて帰ってくると思います。すみません。」 私「いいえ、知らせてくれて、ありがとうございました。」 りん君は、小学1年生の時に、ランドセルを溝へ投げられたことがありました。 あーん。゚(゚´□`゚)゚。 ランドセルが… 仲の良い友達も出来なくて、学校では怪我をしたり、いろいろとつらいことが多かった、1年生の時のりん君。 当時の担任の先生からは「りん君が、いつもぼーっとしているからいじめられるのです。」と言われました。 そんな中でも、りん君に優しく接してくれる人もいました。 その時、偶然に通りかかった上級生の子が、りん君のランドセルを拾ってくれ、家まで送ってくれました。 そのことがとても嬉しかったりん君、同じように、下級生の子を助けてあげれて、よかったです。 私「ただいま~」 りん君「(;´▽`) あのね、靴と靴下を汚しちゃったんだ。ごめんね。」 私「(*´∇`ノノ゛ううん、知ってるよ。担任の先生から電話があったの。2年生の子も喜んでたって。よかったね。りん君、ありがとうね。」 りん君「(*´▽`)おれも1年生の時に、上級生の人に助けてもらったから、おあいこだよ。」 私「そう…(*´ー`*)『おあいこ』ってあたたかい言葉ね。」 りん君という小舟があって、今まではパパやママがそっと漕いでいたけれど、 いつの間にか自分の力で小舟を漕ぐようになりました。 流れが早くて、流されることもあるでしょう・・・ ゆっくり、しっかりと小舟を漕いで、りん君の目的地に近づいてほしいな。 そして「漕ぐのは大変だけれど、楽しいよ。」と思ってくれると嬉しいです。 *+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+* 翌日の放課後、職員室で教頭先生とコピーをしていると、えんぴつ先生が「(* ̄▽ ̄)どうも!大学に戻って勉強してます。お元気ですか~」と遊びに来ました。 教頭先生「大学生は暇でいいね~。頑張ってるのか?最近変わったことは?彼女が出来たとか。」 えんぴつ先生「ヾ(* ̄〇 ̄)いやぁ、びっくりしたことが!今、ここへ来る途中でバイクでカーブを曲がったら、対向車線から車が来てて、危うく死にかけました…」 私「え?(゚◇゚|||)大丈夫ですか?気をつけてくださいね。命はひとつしかないですから…」 えんぴつ先生「(* ̄□ ̄)本当ですね。教師になって、結婚して、子どもも3人ほしいと思っているのに…」 教頭先生「おいおい、一度も彼女が出来ないまま、事故死しかけたのかね?君は失うものは何もないかもしれないが、いつか幸せはやってくるからね。はっはっは、君は楽しいね。 ワシが女性なら、お付き合いしてあげてもいいのに、残念だよ。」 …『無駄なあがきだよ、ヤマトの諸君』と言うデスラー総統のように、傷口を広げる教頭先生です。 落ち込むえんぴつ先生。大丈夫です。「カーブは減速して走る」と言う基本を覚えてくれれば… えんぴつ先生「(* ̄〇 ̄)はい…今後気をつけます。あ、その資料をどこに運ぶのですか?手伝いますよ。」 私「ありがとうございます。社会科の展示室で、個人懇談(保護者との懇談)があるので、その時に渡す資料なのです。」 教室は、もうひとりの担任の先生が懇談で使用されるので(2人担任制なのです)私は社会科の展示室で懇談をすることに。 えんぴつ先生「ヾ(* ̄〇 ̄)この机を横にしてL字にした方が、懇談しやすいですよ。よいしょっと…」 私「ヾ(*゚◇゚;)ノ…あ、この社会科の展示室の机は、固定されてるので、動かないのです。」 えんぴつ先生「(((||| ̄へ ̄|||)ふぐうぅ~、おっ、重い~~うわあぁ~~」 バランスを崩して、ひっくり返り、、後頭部を強打するえんぴつ先生… 1日に続けて2回も死にそうになり、 なぜかやることが裏目に出てしまうえんぴつ先生です… えんぴつ先生「(* ̄□ ̄)あー、びっくりした…」 私「Σ(T∇T)大丈夫ですか?すみません…」 *+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+* 懇談は、保護者の方も緊張されてましたが、私もとても緊張してました(*´ー`*)ドキドキ 私立の女子校なので、高等部へ推薦で進学できますし、大学・短期大学へも推薦で入学できるので、懇談は、学校生活のお話を中心にしました。 お子さんの様子を詳しく伝えると、とても嬉しそうな表情をされます。 どの保護者の方も、一生懸命お子さんのことを話されていて、心の中があたたかくなりました。 保護者と教師の間の信頼は、子どもの成長の大きな助けとなると思います…。 *+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+* お昼休みの時間など、無邪気な楽しいおしゃべりに混じって、生徒達の様子をよく見るようにしています(*´ー`*) 元気がない生徒には、見ていればすぐ分かるので、声をかけるようにしています。 的外れな声かけだと、信頼されないし意味がありません。私の気持ちが焦っていると、話そうという気持ちになってくれないので、ここだというタイミングを考えながら… 生徒達の話を聞いていると、本当によく考えているなと思います。びっくりするほど優しくて、気を遣っています。友達に、親に、教師に、いろいろな人に…。 私に話をする時さえ「愚痴になっちゃうから」とためらったりもします。(うん、いいよ。と一押しすると話してくれるのだけど) いつも、生徒達には、心を開いていたいと思います。少しでも心が落ち着くような逃げ場になれる存在でもありたい…。 見守ることの大切さを心に、一歩一歩、前進したいと思っています。*+:。.。 。.。:+* ヽ(*´▽`)ノ*+:。.。 。.。:+* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年11月12日 20時22分22秒
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