変わらない実家の清流遊び・・
もうすぐ夏もおわりですね。我が家もやっと田舎で一週間ほど過ごしキャンプに川遊びにと満喫してまいりました。そのお話がてらになりますが・・・。 毎年恒例の深夜2時・都心を出発しました。4時までに?高速に入ればETC割引があるというので こんな時間に出発です。本音を言えば私は車中で眠れないので体調を崩してしまうことの方が多いのです・・・が それでもやっぱり 夜明けの高速は魅力的。中央高速の山々から だんだん日がのぼってゆくなんとも言えない景色今年は八ヶ岳PAで見ました。朝露に濡れた雑草に触れるのは 都会では味わえない感触山好きの私はこんな事でも 旅していると実感できます。中央道を旅していると 本当に心が和んでしまいます。そしていつの間にか体調も良かったりしているのです。 そのご中部の実家へは11頃到着しました。涼しくてのどかなイメージのある地方なのですが最近の実家地域は ユニクロから フアミレスまで・・来るたびにショップがあふれものすごい様変わりなんです。住宅地も増えているし 住民も都会的で・・少し入ればまだまだ農村なんですけどね。でも 標高は600程度しかないのでとっても暑いのです特にこちらでも今年の暑さは異常みたいで・・・夏野菜もしおれっぱなし。スーパでも野菜価格は東京と変わらないくらいでした。その異常な暑さの中殆ど冷房などない地域なので悲惨で・・。 今両親が住む家は繁華街から少し入った 森の中にあります。定年後セカンドハウス的に安い土地を購入して手作りの小屋??で(素敵ではないです)住んでいます。アスファルトのない 落葉樹におわれた小道の中似たようなお家が数件あるといったまさに森の家です。。でも私たちから見ると生活的にはやっぱり不便そうで・・電気はあるけど 水道はありませんので 井戸水なんです。その水がすっかり減少して水質が悪化し洗濯 お風呂も控え目。 飲み水は滝の名水を汲みに行って・・。普段気にも留めない日常生活をまともに意識して過ごしていると改めて色々なありがたさを感じたりしますそんな不便さを感じながらも この森の中にすっぽり覆われるのが心地よくて結局毎年来てしまいます。 そうしていると 私もとっても体調も良く心も穏やか。もともと森が好きなので 私には最高の場所であり息子にとっても いくらビデオがなくてもそこらじゅうの草むらや 空き地にすぐ行って遊べるのは何より楽しいらしい都会育ちでも やっぱり子供は自然がいいんだなって思います。そんな森の家が大好きな息子なのです。でも そうはいっても この暑さ・・もう耐えられなくて・・ 車で30分ほど入った山村の滝に行ってきました。子供のころいった思い出の遊び場でしたが遠い記憶に本当に涼しいのかしらと?それがびっくり・・まさに・・別天地・汗が寒気に変わるほどでしたしぶきを放って落ちる滝の冷風は天然扇風機その水は浅瀬の川となって下流では子供達が水遊び浅瀬の砂利だから安全で 乳幼児でいっぱい。少し上流は滝から運ばれたてきた大きい岩もあり ダイナミック。小学生たちが 探検したりして 息子も水着着て遊びまくりました私も懐かしくて 少し入ってみたのですが あの頃と同じまったく濁りのない冷たい水でした。 全体にすると滝から下流まで100もなく 川幅も2M程度ですが人が涼みつつ遊ぶのには 本当にいい自然の恵みといった場所なのです。これほどいい所ですが 特別売店があるわけでもなく自動販売機すらない 本当に自然のまま・・・だからこそ 環境もよいままで 穴場の名所なんでしょうね。 地元のおばあさんたちは会話がはずみ老夫婦はごろんと会話もないけど涼んでいる中には 若い夫婦と孫連れ家族あちこちの河川敷には アウトドアなんていう洒落たものではないけど自然を楽しむ人でいっぱいでしたでも 一番寒い滝周辺の敷地では 宴会をしているような人も多く賑やかでしたけど・・・ 本当は こんな素敵な場所を写真でご紹介したいところですが なんせ人が多くて写真は無理そしてなにより このまま静かに 知る人ぞしる地元の場所にしておくのも大切かなって・・・開発なんて縁遠いとおもっていた実家地域がここまで変わってしまったのですからこんな自然はこのまま そっとしておきたい・・・なぜだか地元の観光ガイドにも 道案内も無いのが救いなのか?でも 帰りの駐車場でみた 関西方面など驚くようなエリアのナンバ車がけっこういました。実家がこちらで・・という人だとは思いますがでも そういえば 今風のアウトドアグッツ持参してべーベキュしている人もぽちぽちいたし・・・まあいいんですけどでも 数年後 この独特な空間の中で流行りのアウトドアスタイルは嫌だなって・・いつまでも このまま老夫婦が農作業衣服でトマトかじって 昼寝できるような水辺の避暑地この空気のまま 残しておいてほしいなってしみじみ思ったのでした いつか中部にいらして 何もないけど 地元人であふれるような素敵な滝川をみつけたら思いだしてくださいね。 実家初日・・こんな感じで 幼い頃の思い出にひたりつつ夏の避暑地で涼むことができました。私が遊んだ同じ場所で今も変わらず息子に川遊びさせてあげられた事は何よりの思い出になったのでした 少しボケていますが 画像はずっと下流の人のいない場所です賑やかで遊びやすい川はこの草の茂みがなくそこが河川敷になっています。頭上は紅葉 どんぐりなど落葉樹が非日陰を作りその下で涼んでいます。