すべての子育てママに参考になる ママ起業本
静岡での防災セミナーを企画&実施している だっことおんぶの研究所の所長でもあり、北極しろくま堂代表取締役 園田正世さんの本、読みました。すごく元気をもらえる〜。すべての子育てママにおすすめ。【送料無料】ママ起業私の方法 [ 園田正世 ]タイトルはいかにも、ビジネス書。そして、ビジネス書としても、どの部分を人に頼っていったらいいか、何を大切にするのか、ヒントがいっぱいあり、それだけでも、元気になります。でも、起業したいとか、1億売りたいと思ってないママにも、たくさんのヒントがある。まず、子育てへのヒント。いつも想定外が起こる子育ての現場で、頼るところは頼り、大切な部分をどうマネジメントするかというのは、ビジネスそのものなんだなと分かる。赤ちゃん時期に限らず子どもが大きくなると、送り迎えの手配と食事の時間の配分まで、母はいくつの案件かかえてるんだろうと毎日思う。これは、サラリーマンじゃなくてどうみても社長業務(笑)次に、幸せな社会って何だろうというヒント。会社を右肩上がりにしていこうとして、手段と目的が逆転していく。目的であるはずだった幸せが、手段の実現にくわれていってしまうのは、生活感と一致していないからなんだなと気づかされる。コストがかかると経済が停滞するから、安全や健康を無視してまで発展をめざす。なんていうのはあそこでもここでもよく聞く話。それって本末転倒でしょうとすぐ気づいて、そんなのやだーと言えるのは、生活感のあるということがポイントなのかとの発見。以下は、本に直接かかれているわけではないので、私にひきつけての思いだけれども、経済予想などで、○の代金があがるとコストがかかるから家計が圧迫し消費が落ち込む なんていうの理屈が出てきた場合、家計ってそんな単純じゃないでしょうにと思う。未来に希望が持てないと、こどもの教育費につぎこむことにより、家計が圧迫しているケースはよくみる。希望という大きな視点は、生活感がない人からは生まれにくいのかもしれないなあ。なるほど。それから、起業でうまくいっている人の人物像も参考になるかも。いつも誠実で、多くの人が惰性に流れるところをきちんと突き詰めていく園田さん。じぶんの気持ち、自分のやりたいこと、思いをとっても大切にしている。だから共感する人が集まってくる。思いにまわりの人を巻き込んでいくパワーと行動力。想定外が起こったとき、それを自分のばねにしたり、楽しい事に昇華できちゃうそういう力強さと誠実さ・・・そんな人柄はとても大切な要素なのだと思います。防災のセミナーは、静岡やそなエリアなどで一緒に行なっていますが、防災だから、わたしのほうがメインで紹介されることもあるのですが、いつもそれに恐縮してしまいます。雇用を生み出し、子育てしながら働きやすい職場を維持しているだけで、すごい尊敬しちゃいます。そんなのは氷山の一角にすぎないほど、膨大なヒミツの引き出しがある 園田さんです(笑)だっことおんぶの研究所と一緒に防災セミナーにおこしいただいた際には、是非、園田さんをつかまえて、防災以外も根掘り葉掘り聞いてみてくださいね!こういう力が災害対応能力なんだと思います。次回のそなエリアでの講演は9月28日です。防災講座の10月の予定はこちら。静岡で行なう場合は、一緒に講演しています!