TOMIX オペレーションユニットCLの加工
かれこれ15年程前にTOMIXから発売されていた「オペレーションユニットCL」を加工しました。車両の停車中でも車両のライトを光らせる事が出来る、まさに鉄道模型ファン待望の「夢のパワーユニット」の第1世代の製品として登場しました。この製品の後継である同社製N-1000-CLも持っていますが、デザインはこっちの方が断然かっちょいいと信じて憚らない、昭和生まれバブル育ちのあたくしでございます(^^ゞデザインは良いものの電源を内蔵しておらず、使用時には全く同じサイズのアダプターユニットを接続しなければならないのが、スペース的にも使用前、使用後のお片付けの点でも不便なのがネックなので、最近はもっぱらN-1000-CLを使ってました。旧製品ながら、常点灯効果など機能的な面での不満はありませんので、将来的には電源を内蔵させる方向で考えておりましたが…東京に行った折に、秋月で16V-1AのACアダプタを発見。サイズは少々大きいものの、電圧、出力とも丁度良く、お値段もたったの200円という衝撃のプライス。そりゃ買っちゃうでしょ(゜∀゜) ちなみに帰宅後開封したところ、国内中堅電気メーカー製で、安心のPSE規格対応品でした。まずはビスを取外し分解です。4カ所あるうち2カ所は、スポンジ製クッションの裏側にありますので、それを慎重に剥がしてビスを取外します。分解するとこんな感じです。この筐体が色々な製品に使われている事が分ります(笑)基板を留めているビスも外し、基板を取外します。背面の端子部分は筐体とは別パーツになっており、基板からの配線を外さなくても取外せます。いよいよ本格的な加工です。筐体の端子部を加工し、ブレーカー、電源スイッチ、DCジャックを取付けます。オペレーションユニットにもACアダプタにも過電流防止回路が内蔵されている様ですが、あえてブレーカーを組み込んでいるのは、いわゆる”嗜み”というやつです(笑)筐体に基板を取付け、端子部も取付け、各部が干渉しないか確認後、配線を行い組立てます。ブレーカー部のスペースが少々厳しいのですが、元AC入力端子を取り外し、その穴を塞ぐ関係でこの様な配置になりました。尚、同じ加工をお考えの方はこの作例にとらわれず、手持ちの部品の実寸法に合わせ、基板や筐体と干渉しない様、特に絶縁には気を配りながら位置関係を考えて加工してください。また、配線のハンダ付けは使用中に外れる事にない様、確実に行いましょう。配線後の画像は、あえて掲載しませんm(_ _)m晴れて完成♪実はこのパワーユニットをもう1台持ってますので、いずれ電源内蔵化に挑戦したいと思ってます。