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カテゴリ:刑事事件と社会問題
「過払い金」をネタとする新手口去る今月中旬、都内で「過払い金詐欺」が生じた。金融機関・警察 などの盲点を突いた巧妙な手口。 その手口とは、狙ったマンションなどの郵便受けに目をやり、出入り する住人の動きを監視。そして、高齢者が自身の郵便受けを開く のを確認する。そして、当該の部屋を訪問する。 その口上は、「過払い金があるので、通帳と印鑑・カードを持って 銀行に行きましょう!」と誘う。 その結果、ATMの前で通帳印字から始まり、通帳での残金を確認 して、多額に残金があれば、「この預金残高に過払い金を加えて 返金されますので、資金を引き出しましょう!」と誘う。 普通ならここでオカシイと気付くはずなのに、高齢者は、疑う事無く 空になった通帳と印鑑・カードを戻され、満足して訪問者と別れる。 それから、数日経てから、詐欺にあった事に気が付く。 では、防犯カメラに犯人画像が写っているはずと確認すれど、 防犯カメラに訪問者の姿は、頭の髪の毛程度しか写っていなかった とすれば、犯人逮捕は、相当至難となる。 つまり、こうした新手口が高齢者の周りに迫っている事を読者諸兄 の親族並びに知人に注意喚起をしなければ、悪徳連中のやり放題 が延々と継続されてしまう。また、防犯カメラの設置場所にも一工夫 しなければならない事が、こうした一件から浮かびあがる。 いずれにしても、こうした手口を開発する輩たちを決して許しては ならない。訪問者のタイプは、弁護士やサラリーマンに身なりをして いる模様。それだけに見た目だけで信用してはならないのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.10.25 00:49:21
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